アマ随一の右玉党として有名な細川氏が角換わり右玉（細川流右玉）を解説した定跡書です。 ▲７六歩△３四歩▲２二角成 △同銀▲６八銀（左図）から、相手が居飛車なら右玉、振り飛車なら左玉で戦うというのが基本戦略。 右玉党で左玉が裏芸の自分にとって参考に…

散財してしまった……。 34.逢坂剛『嫁盗み 重蔵始末（四）長崎篇』（講談社文庫） 35.小鷹信光『私のペイパーバック――ポケットの中の25セントの宇宙』（早川書房） →『ミステリマガジン』の連載を基にしたエッセイ評論集。 36.都筑道夫『東京夢幻図絵』（扶桑…

国会図書館からコピーが届く。 1.海渡英祐「一人で二人」（トクマ・ノベルズ『殺人ファンタジア 加藤刑事夢想捜査録』所収） →文庫版では割愛された短篇。シリーズ第2集『仮面の告発』収録。 2.さいとう・たかを「地獄で出会った無用ノ介」（『週刊少年マガ…

食玩の「戦国絢爛チョコ」を買っています。出てくるのは東軍武将ばかりで、西軍武将には1度もお目にかかっていません。柳生宗矩カード目当てで買っているのに、これじゃあ西軍を引くのが目的になりそうだ。戦国絢爛チョコ 激突! 関ヶ原編 BOX (食玩)出版社/…

江戸市中に悪名を轟かす浅草西仲町の源助親分が難事件・怪事件に挑む連作集。7篇収録。以下、各篇の簡単な感想（真相に触れている部分は背景と同色にしています）。 「山谷堀女殺し」（初出=『小説宝石』2002年5月号） 山谷堀の岸で女の死体が見つかる。現場…

二つの樽を積んだオート三輪とトラックが追突事故を起こし、樽の一つから裸の女の死体（被害者はモデルの若杉陽子と判明）が見つかる。運転手の証言によると、その樽には須田画伯の製作になる石膏の裸像が入っているはずで（運転手が積み込みを手伝い、石膏…

読者参加型犯人当てミステリー。 犯人と第1の殺人のトリックは正解だったのだが、それ以外はハズレ。「NILE R」の「NILE」を組み合わせると漢字になる、という推理には感心した（捨てネタなので不正解だけど）。 第2弾があれば、また挑戦してみたい。

脚本：輿水泰弘／監督：和泉聖治 及川光博演じる右京の新相棒・神戸尊が登場、という事だけが取り柄のエピソード。最後の事件は不要だったのではないだろうか（宮本真希は以前から弟を疎ましく思っており、弟の描いた絵を見て一計を案じ、特命係の捜査に焦っ…

ホームページを更新。 「森江春策研究」に情報を追加しました。

講談社から「講談社文庫特製ブックカバー」が2つ（デニム地・黒とレザー風・紺）届いた。コンサイスのブックカバーと同じなのね。レザー風の方が使い勝手が良さそう。

33.三津田信三『厭魅（まじもの）の如き憑くもの』（講談社文庫） →〈放浪の怪奇作家・刀城言耶〉シリーズ第1長篇。解説は千街晶之。厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/13メディア: 文庫購入: 5人 ク…

29.岡田秀文『源助悪漢（わる）十手』（光文社時代小説文庫） →捕物帳。文庫書下ろし＆オリジナル。 30.笹沢左保『愛人岬 新装版』（同上） →〈笹沢左保コレクション〉第5回配本。巻末エッセイは夏樹静子、解説は山前譲。 31.二階堂黎人=編『新・本格推理 特…

時代劇専門チャンネルで放送している『素浪人 花山大吉』の＃39の録画に失敗。嗚呼……。（再放送の際には、ミスをしないようにしなければ。） それはそうと、講談社から 28.ふじしろやまと『Rの刻印 解決編』（講談社文庫） ※非売品 が届いていた。

時代劇専門チャンネルで『同心暁蘭之介』がスタート。 『同心暁蘭之介』（全45話）*1 原作：笹沢左保『同心暁蘭之介 江戸期の法律捕物控』（『北町奉行定廻り同心控』） 主演：杉良太郎 共演：岡田英次、青木義朗、高品格、赤塚真人、うえだ峻、松尾嘉代、伊…

知人から小包が届く。ビデオテープや購入してもらった古本が入っていた。26.ジョルジュ・シムノン他／長島良三=編『街中の男 フランス・ミステリ傑作選（1）』（ハヤカワ・ミステリ文庫） →日本初のフレンチ・ミステリのアンソロジー第1集。 27.原作・横溝正…

下記のリストは、8年前に宮原作品を集めた際に作ったリストの改訂版です。《宮原龍雄作品リスト（Ver.3）》 ＋は三原検事＆満城警部補（警部）コンビ、−は満城警部補（警部）のみ登場01.「三つの樽」（初出=『別冊宝石』S24.12）＋ ＜再録＞ 1.『増刊宝石』S…

日本推理作家協会のサイトで会報をチェックし、宮原龍雄が亡くなったことを知る。 宮原は『宝石』の100万円コンクールC級に投じた「三つの樽」でデビュー。「五つの紐」「新納の棺」「ニッポン・海鷹」などの短・中篇を30篇余発表し、伝説のリレー小説「むか…

25.山田正紀『おとり捜査官 1 触覚』（朝日文庫）再文庫化。解説は法月綸太郎（再録）、巻末エッセイは新保博久。おとり捜査官 1 触覚 (朝日文庫)作者: 山田正紀出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/03/06メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 292回こ…

将棋および詰将棋の書物に目を通すのをやめて十数年。久しぶりに『週刊将棋』を購入。 パラパラと眺めていたら、「クローズアップ」に若島正先生のインタビューが掲載されていた。詰将棋解答選手権って大規模な大会になったんだなぁ。

24.山田正紀『ふしぎの国の犯罪者たち』（扶桑社文庫）〈山田正紀犯罪ゲーム小説集〉第2巻である本書は、〈昭和ミステリ秘宝〉犯罪小説篇の最終巻。連作長篇の表題作に、「閃光」「マリーセレスト・２」「剥製の島」の3篇を併録。解説は日下三蔵。ふしぎの国…

影丸穣也*1による金田一耕助シリーズのコミカライズ第3作*2。 初出は『サスペリアミステリー』（秋田書店）の平成18年9月号。のちにコンビニ売りのコミックス『名探偵 金田一耕助の事件簿 犬神家の一族』（秋田書店）*3に収録されました（ブックオフ等の新古…

ホームページを更新。 「蘇部健一強化推進本部」に最新作の中篇「依頼人」の情報を追加しました。

これまでホームページや掲示板で細々とやってきた「占魚亭残日録」を、（今さらという気がするものの）blogに移行しました。 週に1回は更新できればと思っています。