92.芦辺拓『綺想宮殺人事件』（東京創元社） →森江春策シリーズ第13長篇。 93.羽生善治『変わりゆく現代将棋 下』（毎日コミュニケーションズ） →『将棋世界』での連載終了から10年。遂に単行本化。 94.『ミステリマガジン』2010年6月号（早川書房） →特集「…

FBIが追っていた世界一の殺し屋フランク・デパルマが、ロスにやってきた当日にバスにはねられ即死した。なんと、デパルマはモンクにそっくりだった。FBIは誰が雇い主で誰がターゲットかを探るために、モンクに潜入捜査を依頼。ストットルマイヤー警部が断ろ…

91.『小説NON』2010年5月号（祥伝社）小説 NON (ノン) 2010年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2010/04/22メディア: 雑誌 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る

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90.金子タカシ『寄せの手筋200』（浅川書房） →名著『寄せの手筋168』の完全版。寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)作者: 金子タカシ出版社/メーカー: 浅川書房発売日: 2010/04/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (2…

サイエンスはアナタを変える！ インフルエンザ予防の誤認識、日本国憲法の過激な運用法、記憶読み取り装置の可能性など、確かな科学知識と特異な視点から、これまでの思い込みをあっさりくつがえす、知的冒険に満ちた科学エッセイ集。（帯の惹句） 『S-Fマガ…

ナタリーの友人の結婚式からの帰り、モンクとナタリーが乗っていた車が橋の上で故障する。携帯電話で助けを呼ぼうとするが、圏外で通じない。モンクが電波が入るところを探していると、目の前にUFOが現れる。翌日、モンクの余計な一言が原因で町でただ一人の…

89.アガサ・クリスティー＆ジョン・カラン『アガサ・クリスティーの秘密ノート（下）』（クリスティー文庫）アガサ・クリスティーの秘密ノート(下)(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)作者: アガサ・クリスティー,ジョン・カラン,山本やよい,羽田詩津子出版社/…

88.アガサ・クリスティー＆ジョン・カラン『アガサ・クリスティーの秘密ノート（上）』（クリスティー文庫）アガサ・クリスティーの秘密ノート(上)(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)作者: アガサ・クリスティー,ジョン・カラン,山本やよい,羽田詩津子出版社/…

モンクのアパート前の交差点で轢き逃げ事件が起きた。2週間後、バカンスから戻ってきたバクストン夫妻が、家政婦のマリア・フエンテスが撲殺されているのを発見する。検視官によると、死後12日ほど経っているという。モンクは、片方のイヤリングが外されてい…

86.リチャード・ジェサップ『摩天楼の身代金』（文春文庫） 87.ルシアン・ネイハム『シャドー81』（新潮文庫）摩天楼の身代金 (文春文庫 (275‐7))作者: リチャード・ジェサップ,平尾圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1983/04メディア: 文庫購入: 2人 ク…

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83.トマス・H・クック『沼地の記憶』（文春文庫） →巻末に「トマス・H・クック・インタビュー」収録。 84.リチャード・マシスン／尾之上浩司=編『運命のボタン』（ハヤカワ文庫NV） →傑作集。13篇収録。解説は尾之上浩司。 85.『将棋世界』2010年5月号（毎日…

裸でシーツに包まれた20代男性の死体が発見された。首が折れ、髪には白い粉が付着し、シーツには青いナイロンが付着していた。茂みから発見した枕の中には服と財布と“木曜7時 ブリーカー通り”と書かれたメモが入っていた。鑑定で髪に付着していたのは石膏と…

夜間警邏中の巡査がレストラン“ママ・スー”の異変に気付く。店内に入ると、壁にペンキで“くたばれアバズレ”との落書きがあり、経営者のジェニファー・フルトンが倒れていた。彼女の側には銃を持った10代のラテン系少年がいたが逃げられる。ジェニファーは暴…

5歳の少年アダムが、寝ている間に何者かに部屋から連れ去られる事件が発生。網戸の切り口から身内の犯行と思われる。母親のキャロリンは裁判で親権を争っている元夫のピーターが犯人だと言うが、彼にはアリバイがあった。アダムの種違いの兄エリックから、キ…

蚊の発生状況を調べていたCDC職員が、下水溝で新生児の遺体を発見した。へその緒が糸で縛られていることから自宅出産と推定され、望まぬ妊娠をした母親が犯人の可能性が高い。CDCの昆虫学者によると、クロバエの卵が産みたてなので捨てられたのは3時間以内だ…

ゴミ捨て場に、毛皮のコートを着た全裸の女性の死体が捨てられていた。被害者の名はリビア・テレス。2001年6月以前の記録はなく、証人保護プログラムに該当者はいなかった。彼女は死亡当日にマイアミから帰ってきたばかりで、毛皮にコカインが付着していたこ…

“夕刊サン”のデスク・可能克郎は、田丸部長の命令で津軽へ行くことになった。マスコミに人気の在野の考古学者・滑河修一の原稿を受け取るためである。青森へ向かう車中、克郎は大劇魔団の演出家・皆川喬作と再会。仙台駅のホームで松乃井一人を見かけた皆川…

クリスティーン・ラップの車が爆破された。彼女はドラマ『愉快なクーパー家』の子役で大人気だったがその後低迷し、TVM『消えゆく娘』でシルバーグローブ賞最優秀助演女優賞を受賞し復活を遂げた女優。現在、暴露本を刊行し、世間を騒がせている。『愉快なク…

美貌の敏腕イベントプロデューサー・大塔寺燃（だいとうじ・もえ）、妹の倫と共に奥飛騨の山間の町・松乃井町を訪れた“夕刊サン”のデスク・可能克郎。町興しのイベントとして、皆川喬作演出・久慈マユリ主演による大劇魔団の怪談劇『我輩は化け猫である』を…

『ミステリマガジン』2010年5月号（No.651）を拾い読み。 ロバート・B・パーカー追悼特集。深夜に放送していた『私立探偵スペンサー』*1（スペンサー：ロバート・ユーリック[星野充昭]、スーザン：バーバラ・ストック[井上喜久子]、ホーク：エイヴリー・ブル…

スパイ大作戦――実行不可能な指令を受け、頭脳と体力の限りを尽くしてこれを遂行する、プロフェッショナルたちの秘密機関の活躍である。（オープニングナレーション） シーズン1（1966〜1967）のメンバーは下記の5人（クレジット順）。 ダン・ブリッグス（ス…

81.蒼樹うめ『ひだまりスケッチ（5）』（芳文社／まんがタイムKRコミックス） 82.中田章道『中田章道短編詰将棋代表作』（毎日コミュニケーションズ）ひだまりスケッチ (5) (まんがタイムKRコミックス)作者: 蒼樹うめ出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2010/03…

江戸では毎晩辻斬りが現れていた。南の奉行所へ届けられた密告状には、のっそりの又七郎が辻斬りの主だと書かれてあり、町方は探索に当たっていた。ある夜、霞の銀次は大名屋敷と間違って目付・神尾小刑部の屋敷に忍び込み、三男坊の又七郎に見つかるが、「…