2020-07-06から1日間の記事一覧

芦辺拓『鶴屋南北の殺人』(原書房)★★★★☆

――本格ミステリは、犯人のなり手がいなくなってからが勝負! (「あとがき――あるいは好事家のためのノート」より) 「わたしが取り返してほしいものとは……鶴屋南北なのです」国劇協会調査研究センター学芸フェロー・秋水里矢の依頼を受け、京都へ向かった森…