『千早城』第二十一番


発表=「風ぐるま」1954・6
不詰。
作意について書くと、81歩成のタイミング、38角と47飛を世に出す方策が考え所。大学級ですが、ポンポン捨てて捌くので意外とやさしいです。
(2014/6/14)



左図は21手目51香成の局面。
作意では81玉だが、65香と移動合されると、どうやっても詰まない。








※補記
EOGさんから本作の原図(左図/これも不詰?)、詰研会報No.229(1995.3)で小沢正広氏が不詰指摘をされている(不詰は本作の他に31番・52番)と教えていただきました。
ありがとうございました。