原作=芦辺拓
脚本=安井国穂
監督=山本邦彦
出演=中村梅雀（森江春策）、若村麻由美（菊園綾子）、角替和枝（町田澄代）、岩崎ひろみ（新島ともか）、金田明夫（高柳明信）、竜雷太（菊園喜助）、羽場裕一（長谷部直樹）、春田純一（東勇作）、麻丘めぐみ（名村佳代子）、佐戸井けん太（柿本啓次郎）、阿南健治（自称・永井和夫）ほか
昨年放映された『弁護士・森江春策の事件 裁判員法廷』に続く、シリーズ第2作。前作にもまして誰が犯人でもおかしくない豪華キャストでお腹いっぱい。前作同様、中村梅雀の森江春策に違和感があるものの、若村さんの菊園検事が素敵でどうでもよくなったのは秘密（笑）。また、森江が米屋に間違われたり、料理教室やゴリさんの寿司屋シーンが健在だったのは嬉しい。今回はオリジナルということで心配していたが、（芦辺先生が原案協力されていることもあり）まともなトリックだったし、ここ最近の2時間サスペンスの中では良作といっていいでしょう。小説版の発表が楽しみですな。そして、ドラマの第3作も。
