芦辺拓『スクールガール・エクスプレス38』最終回

ラジャ・クイール村に向かう反乱軍。長老の号令の下、村の秘密兵器が火を噴く。一方、機関車《プリンス・オブ・バビラリー》と“赤トンボ”は、サルマナザール共和国の首都ベサール・セルンに近づきつつあった。少女たちは最後の作戦を決行する――。
大団円。最後の最後まで見せ場の連続で、熱い展開に萌え燃えました。本作のもうひとり(?)の主役である機関車の活用法に注目していたのですが、非常に理に適ったもので感心しました。また、“赤トンボ”の着陸もこちらの期待通りのもので満足。「王道の勝利」としか言いようのない、素晴らしい最終回でした。
コミカライズやオーディオドラマ化(歌のシーンが映えると思う)の展開を期待したいですね。