利き二歩有効・無効

Twitterにアップしたフェアリー詰将棋の再録。
今回は利き二歩有効・無効を適用した2作。
解答は反転して掲載しています。
【背面】 ある駒Aの直後に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩、2段目の桂も行き所のない駒にはならない。
【対面】 ある駒Aの直前に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩は行き所のない駒だが、2段目の桂は行き所のない駒にはならない。
【ばか詰】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【利き二歩有効】 玉を取ると二歩になる手を王手とみなす。
【利き二歩無効】 玉を取ると二歩になる手は王手とみなさない。

詰パラ』9月号FLで上谷直希さんの利き二歩無効を適用した対面ばか詰・背面ばか詰を見て、自分も創ってみようと思い最初に創ったのが左図。
試作レベルと判断したのでTwitterで発表したのですが、上谷さんと暇創作さんから褒めていただきビックリ。正式発表すればよかったなぁ……(笑)。
(2015/9/1)
 
  解答(反転しています)
  a)56歩、54玉、55歩、56桂、44歩、同玉、43歩生まで7手。
  b)56歩、44玉、64歩、54玉、55歩上、56角、44歩まで7手。
※「Fairy TopⅨ2015」で第7位になりました。投票してくださった上谷さん、ありがとうございました。

背面の次は対面――ということで創ってみましたが、完成度は……。
いずれリベンジしたいと思っています。
(2015/9/2)
解答(反転しています)
57歩、44玉、34歩、54玉、65歩、63玉、64歩上まで7手。