握り詰(その12)

Twitterにアップしたフェアリー詰将棋の再録。
今回は久しぶりに握り詰を2作。解答は反転しています。
【成禁】 駒を成る手を禁止する。
【安南】 味方の駒ABが縦に並んだ時、上の駒Aは下の駒Bの利き(性能)に変化する。
【キルケ】 駒取りがあった時、取られた駒は最も近い初期位置に戻り(成駒は生駒になって戻る)、初期位置に駒がある場合は戻らない。5筋の金銀桂香は取った側が戻る位置を選択できる。
【背面】 ある駒Aの直後に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩、2段目の桂も行き所のない駒にはならない。
【キルケ背面】 キルケと背面、両方のルールを適用する。ルールの優先順位は、キルケ→背面の順。
【協力詰(ばか詰)】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。

握り詰作ったー(小さい手ver.)で使用駒(玉銀香歩歩歩)を、フェアリー詰将棋作ったーでルール(「安南成禁協力詰(5手詰以内)」)を決めました。
この駒種ではどうしようもなかったので、ズルをしました(笑)。
(2016/1/14)
解答(反転しています)
 57と、同歩、47銀まで3手。
 

握り詰作ったーで使用駒(玉角銀桂歩歩歩歩)を、フェアリー詰将棋作ったーでルール(「キルケ背面協力詰(5手詰以内)」)を決めました。
(2016/1/23)
解答(反転しています)
 73歩、63玉、54と、55飛、62歩生/81桂まで5手。