第80回WFP作品展 80-3（『WFP』第92号）
【協力詰（ばか詰）】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【Imitator（■またはI）】 着手をしたとき、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。
【手順】
２七飛、２六金、３八金、３六金[I26]、４七金[I35]まで5手。
三重王手に見える両王手の詰上り（詳細は『WFP』第94号の解説をお読みください）。
【結果】
正解２（自作解答をしたので実質１）
【コメント】
変寝夢さんの作品を見て興味を持ち、試作したものの検討ができず死蔵状態でしたが、fmzaで検討できるようになり、何度か修正して完成。
元々は初形飛角図式でしたが余詰があり、詰上り対子図式で手を打ちました。
狙いは2手目26金。駒を打って王手を外すのは見えやすいと思いますが、不動玉で詰むのは慣れていないと見えないかも。
なお、受方17角を27に移動させると別手順の完全作になりますが、こちらは没にしました（次回、没図の作意をアップします）。
