カピタン展示室No.26

『詰将棋おもちゃ箱』2016年4月「カピタン展示室」No.26
【Andernach】 (玉以外の)駒取りを行った駒は、その場で相手の駒になる(棋譜表記は「転」)。成生の選択は寝返る前に行われ(選択権は取った側にある)、駒を取ったら寝返る。駒取りの場合に限り、八段目の桂不成・九段目の桂香不成が可能。取ると二歩になる場合は寝返らない。
【協力詰(ばか詰)】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。

【手順】
2八桂、同角成転、3八馬、1七玉、2七馬、同角不成転、1八金まで7手。
【結果】
10名正解(自作解答をしたので、実質9名)






【コメント】
詰将棋おもちゃ箱』初入選。
予定していた構図と手順に手順前後のキズがあり、修正不可能のため変更しました。
角の成転・不成転を入れたものの一本道なので、ギリギリ及第の入門作でしょうか。
5手目の27馬に言及した短評がいくつかあり、ちょっと気付きにくい手だったのかも知れません。
S.Kimuraさんからは「Andernach(アンダーナッハ)について」で書けなかったルール名の由来をご教示いただきました。ありがとうございます。