教材に使えないフェアリー

Twitterにアップしたフェアリー詰将棋の再録。
今回は「教材に使えないフェアリー」(「教材に使えるフェアリー」の没作)を2作。
解答は反転して掲載しています。
【ばか詰(協力詰)】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。

【中立駒(n駒)】
 どちらの手番でも動かせる駒。横向きの字か横にnを付加して表記する。
[補足]
1)n駒の動きは現手番の駒としての動きとなる(利きが非対称な駒の場合に要注意)。
2)中立駒は現手番の駒として成れる場合のみ、成ることができる。
3)中立駒はどちらの手番でも取ることができ、持駒になる。この時、所属は取った側の持駒だが中立性は失わず、再び盤に戻ったときには中立駒として振る舞う。
4)中立駒は現手番側の駒を取れない。相手側の駒や、中立駒は取れる。
5)二歩禁を適用。手番を問わず、中立駒の歩や通常の歩がある筋に、更に中立駒の歩を打つことは禁止。
6)中立駒は行き所のない駒にならない。
7)中立駒でも自玉への王手は反則 。自玉への王手となっているかの判定は、現手番が終了し、相手側が着手する前に行う。
【解答】(反転しています)
3八と、5六n飛、4六飛、同n飛、3七玉、4七飛まで6手。
(2017/3/8)


【包】
 中国象棋の駒。動く時は飛車と同じ。駒を取る時は必ず一つ駒を飛び越えて取る。
【解答】(反転しています)
5四銀、3五玉、3一包、3二金、同と、4四玉、4五金まで7手。
(2017/3/18)