夜食&おやつ(フェアリー駒使用協力自玉詰8手特集)

Twitterにアップしたフェアリー詰将棋の再録。
今回は、協力自玉詰とAndernach協力自玉詰(ともにフェアリー駒使用)。
解答は反転して掲載しています。
【協力自玉詰(ばか自殺詰)】 双方協力して攻方玉を詰める。

【手順】(反転しています)
2六飛、4七玉、2七飛、3七角、1七n鯆、3六玉、2六飛、同角成まで8手。
(2018/7/27)
【Dolphin(鯆)】
 GrasshopperとKangarooの動きを併せ持つ駒。クィーンの線上にある駒を1つ、または2つ跳び越したその直後の地点に着地する。そこに敵の駒があれば取れる。



【中立駒(n駒)】
 どちらの手番でも動かせる駒。横向きの字か横にnを付加して表記する。
[補足]
1)n駒の動きは現手番の駒としての動きとなる(利きが非対称な駒の場合に要注意)。
2)中立駒は現手番の駒として成れる場合のみ、成ることができる。
3)中立駒はどちらの手番でも取ることができ、持駒になる。この時、所属は取った側の持駒だが中立性は失わず、再び盤に戻ったときには中立駒として振る舞う。
4)中立駒は現手番側の駒を取れない。相手側の駒や、中立駒は取れる。
5)二歩禁を適用。手番を問わず、中立駒の歩や通常の歩がある筋に、更に中立駒の歩を打つことは禁止。
6)中立駒は行き所のない駒にならない。
7)中立駒でも自玉への王手は反則 。自玉への王手となっているかの判定は、現手番が終了し、相手側が着手する前に行う。

【手順】(反転しています)
2三角成、4二玉、2四馬、3三角、1五考、同飛転、1二飛成、3二銀まで8手。
(2018/814)
【Kangaroo(考)】 フェアリーチェスのKangaroo。クィーンの利きの方向にある駒を2つ跳び越えその先のマスに着地する。着地点に敵駒があれば取れる。3つ以上は跳び越せない。跳び越す2つの駒は間が空いていても良い。


【Andernach】 (玉以外の)駒取りを行った駒はその場で相手の駒になる(棋譜表記「転」)。成生の選択は寝返る前に行われ(選択権は取った側にある)、駒を取ったら寝返る。駒取りの場合に限り、八段目の桂不成・九段目の桂香不成が可能。取ると二歩になる場合は寝返らない。