『Web Fairy Paradise』発表作(33)

第97回WFP作品展 97-9(『WFP』第113号)

【AntiAndernach】
 駒を取らない盤上の移動(駒を取る及び持駒を打つ以外の着手)を行うと、着手後に相手の駒となる(玉を除く)。
※補足
1)取らない移動で二歩になる場合、相手の駒にならない。
2)駒の向きの転換は成生の選択の後に行われ、成生の選択権は駒を動かした側にある。
3)取らない移動の場合に限り、8段目の桂不成、9段目の桂香歩の不成が可能(二歩の例外を除く)
【協力詰(ばか詰)】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【結果】
正解 a)2名 b)3名(実質正解者 a)1名 b)2名)
【手順】
a)9五飛、6五金転、7四金転、8五馬転、7四馬、4六玉、4七金まで7手。
b)1五飛、2五馬上転、5二馬転、2五馬引転、5二馬、4四玉、6六角まで7手。
【コメント】
2017年8月22日完成。
「第47回神無一族の氾濫」で不採用(Andernachと中立駒に絞り込んだだめ)になった、通常駒のAntiAndernach(持駒制限あり)。
受方飛の位置の違いにより飛車の打ち場所と転する質駒が変化、質駒の連続転が狙いです。
使用駒制限ですが、通常のAntiAndernachとしてかなり上手く出来たと思っています。
※「Fairy TopⅨ2017」で第23位になりました。投票してくださった橋本さん、ありがとうございました。