All-in-Shogi(その2)

Twitterにアップしたフェアリー詰将棋の再録。
今回は、変化系ルールと組み合わせたAll-in-Shogiを2作。
解答は反転して掲載しています。


【All-in-Shogi】
 双方とも、自分の手番のときに相手の駒を動かすこともできる。敵玉を王手がかかる位置に動かしてもいいし、敵の持駒を打ってもいい。ただし、双方とも1手前の局面に戻すような着手は禁手とする。
(補足)
1)相手側の駒を動かすとき、自分側の駒を取らせることはできるが、相手側の駒を取らせることはできない。
2)相手側の駒で自分側の駒を取らせたとき、その駒は相手側の持駒となる。
3)自玉を取らせる手は反則。
【安南】
 味方の駒ABが縦に並んだ時、上の駒Aは下の駒Bの利き(性能)に変化する。
【対面】
 ある駒Aの直前に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩は行き所のない駒だが、2段目の桂は行き所のない駒にはならない。
【協力詰(ばか詰)】
 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【安南All-in-Shogi協力詰・解答】(2019年6月15日掲載)
56v玉、47飛、同馬、48v飛、58飛まで5手。
〈解説〉試作。初手はこの一手。2手目と4手目が考え所。
【対面All-in-Shogi協力詰・解答】(2019年6月16日掲載)
43歩、53v歩不成、43金、41玉、52v玉まで5手。
〈ひとこと〉試作。一本道で出来が悪いですが、易しさを優先したということで(笑)。