All-in-Shogi(その4)

Twitterにアップしたフェアリー詰将棋の再録。
今回は点鏡ルールと組み合わせたものと、受先の2作。
解答は反転して掲載しています。


【点鏡】
 55に関して点対称な位置にある2つの駒は、敵味方関係なく互いにその性能が入れ替わる。
 なお、行き所のない駒の禁則は適用されない。
【All-in-Shogi】
 双方とも、自分の手番のときに相手の駒を動かすこともできる。敵玉を王手がかかる位置に動かしてもいいし、敵の持駒を打ってもいい。ただし、双方とも1手前の局面に戻すような着手は禁手とする。
(補足)
1)相手側の駒を動かすとき、自分側の駒を取らせることはできるが、相手側の駒を取らせることはできない。
2)相手側の駒で自分側の駒を取らせたとき、その駒は相手側の持駒となる。
3)自玉を取らせる手は反則。
【協力詰(ばか詰)】
 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【受先】 玉方から着手する。
【点鏡All-in-Shogi協力詰・解答】(2019年6月23日掲載)
5六桂、3四玉、7六v歩、3六角、5四v角まで5手。
〈ひとこと〉予定していた手順を実現させるのが無理だったので、余詰手順を作意に昇格させました。
【All-in-Shogi協力詰(受先)・解答】(2019年6月26日掲載)
2二v歩、4二金、4三v金、2一飛まで4手。