勝手に詰将棋創作選手権

上田初美女流四段が発案され、3月28・29日にTwitter上で開催された「#勝手に詰将棋創作選手権」で作った作品の再録。
普通に参加するのもなんなので、「フェアリー限定」「協力詰を除いてルール被りなし」という縛りを設けて参加しました。5作の中ではネコネコ鮮が上手く出来たほうでしょうか。点鏡All-in-Shogiは不要駒がなければなぁ……。

【協力詰(ばか詰)】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。

PWC 取られた駒は取った駒が元あった場所に復元する(駒位置の交換となる)。
戻り方等は以下の細則に従う。
1)駒の成・生の状態は維持されたまま位置交換される。
2)位置交換の結果、相手駒が二歩になったり、行きどころのない駒になる場合は、通常の駒取りと同じで、盤上に戻らず、自分の持駒になる。
3)駒取り時、駒が戻るまでを一手と見なす。

【対面】 ある駒Aの直前に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩は行き所のない駒だが、2段目の桂は行き所のない駒にはならない。
【受先】 受方から指し始める。
【背面】 ある駒Aの直後に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩、2段目の桂も行き所のない駒にはならない。
【ネコネコ鮮】 敵味方を問わず、駒が縦につながつている時、上からn番目の駒は下からn番目の駒の性能になる。

【点鏡】 55に関して点対称な位置にある2つの駒は、敵味方関係なく互いにその性能が入れ替わる。なお、行き所のない駒の禁則は適用されない。
【All-in-Shogi】 双方とも自分の手番の時に相手の駒を動かすこともできる。敵玉を王手がかかる位置に動かしてもいいし、敵の持駒を打ってもいい。ただし、双方とも1手前の局面に戻すような着手は禁手とする。

(補足)
1)相手側の駒を動かすとき、自分側の駒を取らせることはできるが、相手側の駒を取らせることはできない。
2)相手側の駒で自分側の駒を取らせたとき、その駒は相手側の持駒となる。
3)自玉を取らせる手は反則。