(ライトな)フェアリー短編コンクールに17名の方から解答をいただきました。ありがとうございました。
また、投稿してくださった15名のみなさんもありがとうございました。
◆参加者 16名(敬称略)
神無太郎、上谷直希、せら、藤原俊雅、駒井めい、小林看空、青木裕一、神無七郎、springs、馬屋原剛、変寝夢、たくぼん、真T、さんじろう、神在月生(以上15名、到着順)+占魚亭
◆解答者 17名(到着順、敬称略)
若林、神無七郎、たくぼん、冬眠蛙、金少桂、変寝夢、風みどり、青木裕一、藤原俊雅、駒井めい、神在月生、菊田裕司、雲虚空、上谷直希、Pathfinder、せら、一乗谷酔象
第5番 真T作
【ルール】
・All-in-Shogi
双方とも自分の駒だけでなく相手の駒を動かすこともできる。ただし、双方とも1手前の局面に戻す着手は禁手とする。
(補足)
1) 相手玉を動かす王手や、相手の持駒を打つ手も可。
2) 相手に相手の駒を取らせることはできない。
3) 相手の駒に自分の駒を取らせたとき、その駒は相手の持駒となる。
4) 自玉を取らせる手は反則。
【手順】
64飛生、63v飛生、53飛生まで3手。
【正解】13名
【お気に入り投票】2票
【作者コメント】
狙いは3連続飛生です。
成ると62v龍(42v龍)で逃れます。
また初手51飛生は53合、同飛生、63v飛生で逃れます。
5手に伸ばしたかったのですが、余詰が強烈で断念しました。
★真Tさんの作品。真Tさんといえば最悪詰ですが、最近はAll-in-ShogiやPWC、Kokoルールの作品も発表されています。
3手とはいえメジャーなルールではないのでどれくらい解答が集まるか不安でしたが13名正解で、杞憂でした。
作者コメントにあるように、3連続飛生が狙い。成ると龍を動かす受けがあり詰まないので要注意。また、両王手で詰ます筋が魅力的に見えますが上手く行きません。
5手に伸ばしたかったとのことですが、Andernach系ルールと同様に駒の制御が難しいルールなので実現するのは難しいかもしれません。私には良い案が浮かびませんが、どなたか挑戦してみませんか?
【短評】
若林さん(誤解)
All-in-Shogiは3手でも割と難しくなりますね。
★最終手「飛成」の解答でした。惜しい。
神無七郎さん
両王手にヤマを張りましたが、見事に外れました。
弱い駒の方が詰め易いAll-in-Shogiの性質を端的に示す作品。
たくぼんさん
63を経由しないとダメという詰上り。王道の両王手をかなり考えました。
★両王手を考えたくなる構図ですよね。
冬眠蛙さん
ツイッターでルールを教えていただきました。若島先生ありがとうございました。といって間違ってたりして。
★正解でした。
金少桂さん
最後成ると龍を動かされてしまう。銀とと金が壁になって飛を横にどけられない。
変寝夢さん
初手に玉を動かす手ばかり考えて苦戦。私は、このルールの1手前には戻れないというところが大好きなのですが、そうでない人もいるでしょうね。
風みどりさん
なぜか直ぐに閃いた。
青木裕一さん
簡単と思いきや、意外とてこずりました。
★両王手の筋を追ったのでしょうか。
神在月生さん
戻すにも 戻す場所なき 生飛かな
菊田裕司さん
ちょっと盲点になったが、気が付けばなんということはない。
最初5手だと勘違いして悩んだが、5手以内でもこの順しか詰まない?
★4手だと初手に関係のない地点(99等)に駒を打った後に本作の順で、5手だと64銀成以下両王手で詰ます順が多数成立します。
雲虚空さん
62龍→53龍かと思ったが42龍があった。
上谷直希さん
ルールを確認しながら解答した。
せらさん
63を経由しているのがポイント。
一乗谷酔象さん
飛不成の3連続。不思議な感触。
【作者予想】
たくぼんさん
真Tさん(このルールですので)
雲虚空さん
変寝夢氏。
★たくぼんさん、的中です。