(ライトな)フェアリー短編コンクールに17名の方から解答をいただきました。ありがとうございました。
また、投稿してくださった15名のみなさんもありがとうございました。
◆参加者 16名(敬称略)
神無太郎、上谷直希、せら、藤原俊雅、駒井めい、小林看空、青木裕一、神無七郎、springs、馬屋原剛、変寝夢、たくぼん、真T、さんじろう、神在月生(以上15名、到着順)+占魚亭
◆解答者 17名(到着順、敬称略)
若林、神無七郎、たくぼん、冬眠蛙、金少桂、変寝夢、風みどり、青木裕一、藤原俊雅、駒井めい、神在月生、菊田裕司、雲虚空、上谷直希、Pathfinder、せら、一乗谷酔象
第12番 神在月生作
【手順】
91飛、同と、98角、87飛、22歩生、12玉、89角、56角、17龍、同飛成まで10手。
【正解】7名
【作者コメント】
フェアリーでもつい遠打を考えてしまう人です。
初手は玉方に飛を渡すための回収手筋もどき。
過去作例は多そうですが、無知のためご容赦を。
★神在月生さんの作品。
ポツンと配置されていると金に目が行く初形。誘いに乗って91飛と打ってみます。同とに98角。ここで87飛と合駒できるのが飛車を渡した効果で、詰み形へ向けた仕込みの第1弾。飛車を取るのは元も子もないので22歩生、12玉として89角。これに56角と合駒をするのが仕込みの第2弾で、29地点へ睨みを利かします。仕込みが完了したので17龍を決行し、同飛成で詰み。
92とが見え見えの配置ですが、飛角の最遠打を入れたのはお見事。
【短評】
若林さん
難しい。飛車を渡して飛車を合駒で再利用するため、という92との意味づけが明確で助かった。
神無七郎さん
「92と」が91飛を打てと主張している初形。
もう少しさりげない配置で実現出来たら良かったと思います。
たくぼんさん
飛を渡す初手がよく入ったなあと感心ですが、92とはちょっと初手が見えやすい配置かなあと感じました。
冬眠蛙さん
これしか自玉が詰む形がない……と教えてもらいましたw
★詰とうほくで尾形さん・岩本さんと解かれたそうです。
変寝夢さん(コメント)
10手だとソフトに20時間解かせてもダメだったが、3手目から解かせてみたら(初手と2手目は一目これしかないので)、2分で解図。一生懸命作ったのがよくわかる。
風みどりさん
古典的ですが、オイラにはちょうど良く、楽しめました。
雲虚空さん
92とが怪しすぎます(笑)。
【作者予想】
たくぼんさん
springsさん(協力自玉詰というだけです。ちょっとわかりません)
★springsさんは『詰パラ』「詰将棋メーカー」で協力自玉詰を発表されていますから、候補に挙がっても不思議ではありませんね。