カピタン展示室No.33

『詰将棋おもちゃ箱』2021年4月「カピタン展示室」No.33

【駒全マネ禁】直前の指し手の駒種と同じ駒での着手を禁止する。
(補足)
・直前の指し手と同じ種類の駒を動かす手でしか詰みを回避するしかない場合や、玉を取る手にもこれを適用する。
・成駒と生駒は別種の駒として区別する。また、直前の手が「成」だった場合、成る前の駒種で判定する。
【協力詰(ばか詰)】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【手順】
4三桂成、6四飛、5二銀成、5四玉、5三成銀まで5手。
【結果】
解答者4 全員正解(実質正解者3)
【コメント】
2021年2月2日完成・投稿。
駒全マネ禁ルールに初挑戦してみました。 3手目銀生~最終手銀成だと成銀を動かす受けがあるため、3手目は銀成でないといけません。余詰消し()のために自陣成駒を配置せざるをえませんでしたが、一応このルールらしさは出ているでしょうか。
このルールは変寝夢氏作(WFP121-12、WFP131-10・11)のような路線で作った方が面白くなると思っているので、この路線の作品をいつか『WFP』か『プロパラ』で発表したいと思っています。

「2三桂成、4四飛、4二銀不成、3四玉、3三銀成」「4三桂成、6四飛、4二銀不成、5四玉、5三銀成」など余詰多数。