『Web Fairy Paradise』発表作(85)

第119回WFP作品展 119-3(『WFP』第140号)

PWC 取られた駒は取った駒が元あった場所に復元する(駒位置の交換となる)。
戻り方等は以下の細則に従う。
1)駒の成・生の状態は維持されたまま位置交換される。
2)位置交換の結果、相手駒が二歩になったり、行きどころのない駒になる場合は、通常の駒取りと同じで、盤上に戻らず、自分の持駒になる。
3)駒取り時、駒が戻るまでを一手と見なす。
4) 取られた玉は復元しないものとする。
【Koko】 着手は、そのまわりの8マスに何らかの駒が存在するような地点のみ有効。王手にもこの条件は適用される。
[補足]
・王手にもこの条件は適用される。 玉を取っても周りに駒がない場合、王手とみなされない。
【中立駒(n駒)】 どちらの手番でも動かせる駒。横向きの字か横にnを付加して表記する。
[補足]
1)中立駒の動きは現手番の駒としての動きとなる(利きが非対称な駒の場合に要注意)
2)中立駒は現手番の駒として成れる場合のみ、成ることができる
3)中立駒はどちらの手番でも取ることができ、持駒になる。この時、所属は取った側の持駒だが中立性は失わず、再び盤に戻ったときには中立駒として振舞う。
4)中立駒は現手番側の駒を取れない。 相手側の駒や、中立駒は取れる。
5)中立歩による打歩詰は禁止。二歩禁も適用される。手番を問わず、中立駒の歩や通常の歩がある筋に、更に中立駒の歩を打つことはできない。
6)中立駒は行き所ない駒にならない。
7)中立駒でも自玉への王手は反則。自玉への王手となっているかどうかの判定は、現手番が終了し、相手側が着手する前に行う。
【協力詰(ばか詰)】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【結果】
正解3名(実質正解者2名)
【手順】
5一n飛、同竜/4一n飛、4一桂成/3三n飛、5二玉、6二歩成まで5手。
【コメント】
2016年8月10日完成、2019年12月15日投稿。
PWCとKokoを併せたものを作り(→これ)、中立駒も加えたらどうなるか試してみようということで作ってみました。
4年も眠らせていましたが久しぶりに見て「もう少し掘ってみてもいいかな」と思ったので、いずれ2作目を発表したいですね。