『Web Fairy Paradise』発表作(101)

第134回WFP作品展 134-1(『WFP』158号)

【協力詰(ばか詰)】双方協力して最短手数で受方玉を詰める。
【Imitator(■またはI)】着手をした時、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。
【中立駒(n駒)】どちらの手番でも動かせる駒。横向きの字か横にnを付加して表記する。
[補足]
1)中立駒の動きは現手番の駒としての動きとなる(利きが非対称な駒の場合に要注意)
2)中立駒は現手番の駒として成れる場合のみ、成ることができる
3)中立駒はどちらの手番でも取ることができ、持駒になる。この時、所属は取った側の持駒だが中立性は失わず、再び盤に戻ったときには中立駒として振舞う。
4)中立駒は現手番側の駒を取れない。 相手側の駒や、中立駒は取れる。
5)中立歩による打歩詰は禁止。二歩禁も適用される。手番を問わず、中立駒の歩や通常の歩がある筋に、更に中立駒の歩を打つことはできない。
6)中立駒は行き所ない駒にならない。
7)中立駒でも自玉への王手は反則。自玉への王手となっているかどうかの判定は、現手番が終了し、相手側が着手する前に行う。
【結果】
正解1名(実質正解者なし
【手順】
4四n飛[I12]、5四n飛[I22]、4四n角成[I33]、9九n馬[I88]、5三番n飛生[I87]、4四玉[I88]、5四n飛成[I89]まで7手。
【コメント】
2016年4月21日完成、2021年5月22日投稿。
WFP132-1の姉妹作(その2)で、シリーズ3作の中で一番のお気に入り。
WFP81-4の系列といえる作品で、4手目が主眼。n飛の細かい動きもあり、3作の中で一番の難局になってしまいました。「実質正解者なし」という結果は当然ですね(苦笑)。