やさしいImitator PART4 第3問

やさしいImitator PART4 第3問(『WFP』162号)

【協力詰(ばか詰)】双方協力して最短手数で受方玉を詰める。
【Imitator(■またはI)】着手をした時、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。
【手順】
a)51飛成[I33]、32飛[I43]、54金[I44]、43玉[I45]、53龍[I47]まで5手。
b)32飛成[I14]、51玉[I23]、41龍[I32]、24飛[I34]、52金[I33]まで5手。


【コメント】
2016年2月21日完成。
5手のツイン。どちらも両王手(または擬似両王手)を目指すのは一目。
a)は51飛成[I33]から行く。4手目43玉[I45]がポイントで、飛と金をブロック駒にして53龍[I47]の両王手が決まる。
一方、b)は32飛成[I14]から。51玉[I23]と逃げるしかなく、以下、簡単。
なお、a)で32飛成[I14]は51玉[I23]、41龍[I32]の時に受方金が34にあるため24飛と指せず失敗、b)で51飛成[I33]は32飛[I43]の時に受方金が44にあるため54金と指せないので失敗となる。