原作=横溝正史/画=影丸穣也「霧の別荘の惨劇」

影丸穣也*1による金田一耕助シリーズのコミカライズ第3作*2
初出は『サスペリアミステリー』(秋田書店)の平成18年9月号。のちにコンビニ売りのコミックス『名探偵 金田一耕助の事件簿 犬神家の一族』(秋田書店*3に収録されました(ブックオフ等の新古書店で入手できると思います)。
原作は「霧の別荘」*4光文社文庫金田一耕助の新冒険』に収録)。
原型版は未読だし、改稿版を読んだのはずいぶん前なので、どこまで原作に準拠しているのか判断できないけれど、細部まで描き込まれていて読み応えのある漫画でした。また金田一シリーズのコミカライズをして欲しいなぁ。

八つ墓村 (講談社漫画文庫)

八つ墓村 (講談社漫画文庫)

悪魔が来りて笛を吹く (講談社漫画文庫)

悪魔が来りて笛を吹く (講談社漫画文庫)

金田一耕助の新冒険 (光文社文庫)

金田一耕助の新冒険 (光文社文庫)

悪魔の降誕祭 (角川文庫)

悪魔の降誕祭 (角川文庫)

*1:いつ「譲也」から「穣也」に改名したの?

*2:八つ墓村』『悪魔が来りて笛を吹く』がある。

*3:表題作の『犬神家の一族』は影丸のアシスタントだった丸尾文子が描いている。

*4:改稿版の「霧の山荘」は『悪魔の降誕祭』(角川文庫)に収録。