2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

NHK杯藤井猛九段―近藤正和六段戦

本日のNHK杯将棋トーナメント「藤井猛九段VS近藤正和六段」に左玉が登場(玉を4八に上がるのは、この局面なら仕方がない)。NHK杯で左玉が指されたのは十数年ぶり(田丸昇八段が指したはず)だが、ビックリした。 藤井九段の圧勝のはずが、持ち前のファンタ…

購入本

221.エドワード・D・ホック『サム・ホーソーンの事件簿VI』(創元推理文庫) →シリーズ最終巻。12編収録。 222.ミステリマガジン編集部=編『ミステリが読みたい! 2010年版』(早川書房) →リニューアル。「海外ミステリ・オールタイム・ベスト100 for ビギ…

届いた本・購入本

219.エルクマン-シャトリアン『怪奇幻想短編集』(ROM) →ROM叢書5。アルザス地方出身の合作作家エミール・エルクマンとアレクサンドル・シャトリアンの作品集。16編収録。購入・問い合わせはROMまで。 220.『ミステリマガジン』2010年1月号(早川書房) →特…

『マードック・ミステリー』#11「運命の矢」Bad Medicine

公園でフランシス・グラウト博士の死体が発見される。被害者は脳科学の研究を行うグレイソン脳研究所の創設者のひとり。凶器はクロスボウで、死体の側の石には「WY」というダイイング・メッセージが残されていた。マードックが署へ戻ると、女霊媒師のサラ・…

『マードック・ミステリー』#10「高慢と反抗」Child's Play

ニカワ工場の経営者ハワード・ロックウッドは、イギリスから連れてこられた貧しい子供達の救済施設ベイカー・ハウスを支援する慈善家としても知られる人物。その彼の死体が工場の厩の中で発見される。死体には馬に踏まれた痕跡があったが、後ろからシャベル…

『マードック・ミステリー』#9「腹話術師の明と暗」Belly Speaker

妻を造船工のロディ・グライムズビーに寝取られたスタンリー・ポルクは、グライムズビーの住む下宿部屋に殴りこみ、死体を発見する。飲んだくれであるグライムズビーが自殺を図ったかと思われたが、首に押さえつけられた痕跡があり、ワニスを無理矢理飲まさ…

購入本

218.山田正紀『おとり捜査官 5 味覚』(朝日文庫) →再文庫化。解説は麻耶雄嵩(再録)、新保博久による「山田正紀論」。買いそびれていた。おとり捜査官 5 味覚 (朝日文庫)作者: 山田正紀出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/07/07メディア: 文庫購…

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購入本

214.所司和晴『新・東大将棋ブックス 定跡道場 一手損角換わりvs早繰り銀』(毎日コミュニケーションズ) 215.アン・クリーヴス『白夜に惑う夏』(創元推理文庫) →〈シェトランド四重奏(カルテット)〉第二章。解説は千街晶之。 216.ドン・コルテス『CSI:…

小包

知人から小包が届いた。コピー、冊子、DVD(『ローハイド』『スパイ大作戦』『爆れつハンター』『まほろまてぃっく』など)、貸して頂いた本(手塚治虫『ブラック・ジャック』3・4・6・13・17巻)、代理で購入してもらった下記の古本が入っていた。ありがと…

探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力

松本零士に見つかりませんように。

こんなこともあろうかと

真田さんなニュース。 奇跡の復活――。4台あるエンジンのうち3台が停止し、小惑星イトカワから地球への帰還が危ぶまれていた日本の探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は19日、故障していた2台のエンジンを組み合わせて、1台分のエンジンの推進…

『マードック・ミステリー』#8「美貌の罰」Still Waters

マードックは署の自室でニューモグラフ(嘘発見器)の実演を行っていた。マードックへの質問で盛り上がる一同。と、そこへ出動指令が下る。湖岸で遊んでいた子供が溺死体を発見し、通報したのだ。被害者は銀行家ハートレー一族の子息、リチャード・ハートレ…

『マードック・ミステリー』#7「隠された動機」Body Double

ブラッケンリード警部は『マクベス』を観劇中、事件に遭遇した。上演中の舞台に天井から白骨死体が落ちてきたのだ。死体は天井にある物置部屋の床下に隠されていたもので、刺殺の痕跡があった。劇場のオーナー兼女優のステラ・スマートら4人の役者たちは死体…

『マードック・ミステリー』#6「愛と憎しみ」Let Loose the Dogs

ジョン・ディレイニーはパブで開かれた犬の鼠捕り賭博で大勝し、賞金を手にした。その帰り道、何者かに撲殺され、森を流れる川の浅瀬で死体が見つかる。死体のそばに賞金はなく、強盗殺人と思われた。死体発見現場の近くで酔いつぶれた男が保護される。男の…

『マードック・ミステリー』#5「揺らぐ信仰」Till Death Do Us Part

結婚式当日、教会の集会室で花婿のウェンデル・メリックが撲殺された。財布などの貴重品が盗まれており強盗の仕業と思われたが、ウェンデルと付添い人のローレンス・ブラクストンの口論をフランクス牧師が聞いており、ローレンスに疑惑の目が向けられる。ウ…

『マードック・ミステリー』#4「死者からの伝言」Elementary,My Dear Murdoch

名探偵シャーロック・ホームズの生みの親、アーサー・コナン・ドイルと会う機会を得たマードック。ドイルは心霊主義の講演のため、トロントを訪れていたのだ。会った早々、ドイルはマードックを女霊媒師ペンソールの交霊会に連れて行く。交霊会が始まり、ペ…

購入本(古本)

209.海渡英祐『罠のなかの八人』(集英社文庫) →『罠のなかの七人』の収録作を変更のうえ改題。解説は瀬戸川猛資。 210.日下圭介『赤い蛍は死の匂い』(光文社文庫) →解説は中島河太郎。 211.日下圭介『手錠はバラの花に 女性刑事・倉原真樹の名推理』(双…

購入本

207.ダシール・ハメット『デイン家の呪い[新訳版]』(ハヤカワ・ミステリ文庫) →小鷹信光による56年ぶりの新訳。 208.『将棋世界』2009年12月号(毎日コミュニケーションズ)デイン家の呪い(新訳版)作者: ダシールハメット,Dashiell Hammett,小鷹信光出版…

二階堂黎人、千澤のり子『レクイエム 私立探偵・桐山真紀子』(講談社ノベルス)★★★☆

2006年3月、横浜市に新しくできた〈加美の森公園〉の駐車場で、卒園遠足で公園を訪れていた〈ベラージュ幼稚園〉のバスが爆破され、26名が死亡した。1ヵ月後、タレコミ電話がきっかけでフリーターの相沢光則が逮捕される。自白と証拠が揃っていたため裁判は…

購入本

206.朝松健『ぬばたま一休』(朝日文庫) →100冊目の著作。「ぬばたま一休」シリーズ第3短篇集。解説は日下三蔵。ぬばたま一休 (朝日文庫)作者: 朝松健出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/11/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含む…

購入本

205.二階堂黎人、千澤のり子『レクイエム 私立探偵・桐山真紀子』(講談社ノベルス) →私立探偵桐山真紀子シリーズ第2作。宗形キメラ名義はやめたのか。レクイエム 私立探偵・桐山真紀子 (講談社ノベルス)作者: 千澤のり子,二階堂黎人出版社/メーカー: 講談…

購入本(雑誌&古本)

199.『NHK 将棋講座』2009年11月号(NHK出版) →今月のテーマは「角交換振り飛車」。 200.太田忠司『暗闇への祈り 探偵藤森涼子の事件簿』(ハルキ文庫) →解説は大矢博子。 201.アーロン・エルキンズ『水底の骨』(ハヤカワ・ミステリ文庫) →〈スケルトン…

「神田古本まつり」の収穫(その2)

昨日の続き。 古書店で購入したのは下記の5冊。『コンピューター検察局』を100円棚で見た時はビックリした。 185.E・S・ガードナー『これは殺人(ころし)だ!』(創元推理文庫) d186.ロス・マクドナルド『凶悪の浜』(同上) 187.A・A・フェア『屠所の羊』…

蔵書印まつり

10/31、「神田古本まつり」の協賛イベント「蔵書印まつり」(無料篆刻教室。石印材に1文字彫ることが出来る)に参加しました。 午後は人が多いだろうから午前中に行こうということで、9時50分頃に印章会館に着いたのですが、既に行列が出来ていました。20分…

「神田古本まつり」の収穫(その1)

靖国通り沿いのワゴンで購入したのは下記の2冊。 177.結城昌治『暗い落日』(講談社文庫) →〈私立探偵真木〉シリーズ第1長篇。改訂版。解説は原籙。 178.結城昌治『炎の終わり』(同上) →〈私立探偵真木〉シリーズ第3長篇。改訂版。解説は船戸与一。 古書…

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菊地秀行『菊地秀行の魔界シネマ館』(ソノラマ文庫)★★★☆

古本まつりでの購入本のメモの前に、読了本の感想。 菊地秀行によるホラー映画のガイドブック。 ガイドブックといっても各誌に投稿・寄稿したものを寄せ集めたものなので、統一感はないがバラエティに富んでいてけっこう面白い(図版が多いのがGOOD)。ホラ…

購入本(新刊)

10/30から3日連続で「神田古本まつり」に行きました。 古本まつりでの購入本のメモの前に、新刊書店で購入した本のメモ。 169.週刊将棋=編『裏定跡の決め手』(毎日コミュニケーションズ) →「筋を通せ! 1筋〜9筋の抜け道的裏ワザ」の7筋〜9筋までの項目に…