ミステリー

草川隆 トラミス作品リスト

01.個室寝台殺人事件(1986年7月) 02.無縁坂殺人事件(1987年2月) 03.L特急「あずさ」の殺人(1987年3月) 04.寝台特急出雲殺人事件→寝台特急出雲 殺意の山陰路(1987年11月) 05.急行〈アルプス82号〉の殺人(1988年2月) 06.個室寝台「あさかぜ」…

中町信 著作リスト

01.新人賞殺人事件→新人文学賞殺人事件→模倣の殺意(1973年6月) ※第17回江戸川乱歩賞候補作『そして死が訪れる』改題 ※『模倣の殺意』の題で『推理』1972年9~11月号連載 02.殺された女→「心の旅路」連続殺人事件(1974年2月) ※第18回江戸川乱歩賞候補作…

矢島誠 トラミス作品リスト

01.霊南坂殺人事件(1988年1月) 02.「六大都市」Kの殺人(1988年5月) 03.鎌倉XX(ダブルエックス)の殺人(1988年11月) 04.名古屋殺人事件(1989年11月) 05.時の殺意 京都(1991年2月) 06.寝台特急「北斗星」0文字の殺人→「北斗星」0文字の殺…

阿井渉介『北列車連殺行』(講談社文庫)★★★

金沢発上野行きの寝台特急「北陸」から投げ出されたと思われる石の鉢を抱えた死体。ビルから転落死した男は燕の巣のかけらを握り、緑の炎に包まれていた。夜な夜な竹が光るという竹林には逆吊りの死体。「竹取物語」になぞらえた連続殺人事件に、牛深・松島…

佳多山大地『トラベル・ミステリー聖地巡礼』(双葉文庫)★★★★

『小説推理』隔月連載の「トラベル・ミステリー探訪」(2016年1月号~2019年3月号・全20回)に、パイロット版のエッセイ「鉄道で行くローカル・ミステリー・ツアー」(『ミステリマガジン』2013年12月号掲載)、小論「トラベル・ミステリーの定義と過去未…

甲賀三郎『妖魔の哄笑』(春陽文庫)★★★☆

上野発新潟行き急行列車の二等寝台車で顔を切り刻まれた男の惨殺屍体が発見された。出張で新潟に向かっていた東洋石油社員の土井健三は犯人と思われ拘束されてしまう。屍体は寝台車の乗客の中指が欠けた四本指の男と思われていたが、富豪で横浜の貿易商の野…

「周五郎少年文庫」未収録作リスト

『山本周五郎探偵小説全集』(作品社)収録作のうち、「周五郎少年文庫」(新潮文庫)に再録されなかった作品のリスト。第2巻 シャーロック・ホームズ異聞 「失恋第五番」「失恋第六番」 第3巻 怪奇探偵小説 「新戦場の怪」「恐怖のQ」 第4巻 海洋冒険譚…

池田雄一 トラミス作品リスト

01.出雲3号0713の殺意 1987年10月 * 02.「北斗星1号」DXロイヤルの殺意 1988年11月 03.寝台特急「北斗星」「あさかぜ」連続殺人 1989年7月 * 04.「日本海4号」11分の壁 1989年11月 * 05.21時間02分の密室 1990年4月 06.北陸特急「白山」「しらさ…

種村直樹 ミステリー著作リスト

鉄道警察・高杉警視シリーズ(トクマ・ノベルズ→徳間文庫/07と08は未文庫化) 01.日本国有鉄道最後の事件(1987年2月) 02.JR最初の事件(1988年1月) 03.JR瀬戸大橋線の危機(1989年1月) 04.トンネル駅連続怪死事件(1990年3月) 05.JR「ガーラ…

大谷羊太郎〈八木沢庄一郎警部補シリーズ〉リスト

01.大密室殺人事件(カッパ・ノベルス/1989年1月) 02.越後七浦殺人海岸 入れかわった死体(カッパ・ノベル/1990年1月) 03.西麻布 紅(くれない)の殺人(カッパ・ノベルス/1990年10月) ※〝旅情ミステリー・ゾーン〟シリーズ第1弾 04.東京青森夜行…

津村秀介『紅葉坂殺人事件』(ケイブンシャ文庫)★★★

雨が降る名古屋で、大塚貿易社長・大塚国蔵が二千五百万円を強奪された。ルポライターの浦上伸介は、この事件を「夜の事件レポート」で採り上げるため調査を開始。大学の先輩で『毎朝日報』神奈川県警記者クラブのキャップ・谷田実憲から情報を貰い、警察が…

深谷忠記『無罪』(光文社文庫)★★★

シンナー吸引常習の若者・江守真人に2歳になる息子を殺され、葬儀後に妻を自殺で亡くした新聞記者の小坂宏樹。江守は刑法第三十九条が適用され懲役6年に減軽され、小坂は江守の殺害を決意するが自堕落な生活を送るうちに殺意が薄れ、不祥事を起こして松本支…

吉村達也『編集長連続殺人』(光文社文庫)★★★

中央出版の週刊誌『週刊A(エース)』の二代目編集長・神田直之が車で崖に転落して事故死し、三代目編集長・渋谷悦史はサーカスを見学中にライオンに襲われ死亡した。いずれも就任13日目に起きた事故だった。怪文書がばら撒かれ社内が騒然とし、非公式に捜…

草野唯雄『北リアス海岸殺人事件』(光文社文庫)☆

家族を日本に残しブラジルに単身入植した井出義一は農園で共同生活をする岩手県出身の仲間6人と国営サッカーくじを購入し、一等に当選した。当選金(日本円で15億円)の使い道を相談していると睡魔に襲われ、目覚めると4人が殺されていて、彼と阿部勇作は…

赤川次郎『雨の夜、夜行列車に』(徳間文庫)★★★☆

頼まれてもいない講演に出掛けようとする元大臣の富田恒宏と使用人の中田貞子。覚醒剤密売組織と警察から追われる宮部武士、彼と一緒に逃げようとする妻・亜紀子。彼女の家を張り込む小村刑事は、妻・初子が相棒の工藤と浮気していることを知る。会社をクビ…

峰隆一郎『殺人特急(ブルートレイン)逆転の15分』(廣済堂文庫)★

寝台特急「さくら」で、小銭徳次が蝮毒を注入され殺された。司法浪人で弁護士事務所調査員をしている息子の亨は、大学の同級生で警視庁捜査一課の平栗良三と捜査を開始し、徳次の下の席の女が京都で入れ替わった気がするとの証言を得る。疑惑の女・赤座加津…

峰隆一郎 ミステリー作品リスト

01.海軍士官殺人事件(JOY NOVELS/1985年10月) 百元雄介1 02.戸倉上山田殺人事件(廣済堂ブルーブックス/1986年3月) 栢次郎&高比良亮1 03.平戸切支丹寺殺人事件→長崎平戸殺人事件(廣済堂ブルーブックス/1986年9月) 栢次郎&高比良亮2 04.丹沢…

津村秀介『黒い流域』(ケイブンシャ文庫)★★☆

集中豪雨で増水した津久井渓谷・相模川の河原で、大東洋建設常務の太田義行の妻・道子の変死体が発見された。犯行方法から犯人は左利きと推察され、捜査本部は左利きで二億円の資金流用や愛人が発覚し会社と家庭に問題を抱えていることが分かった義行の犯行…

クリスチアナ・ブランド「不吉なラム・パンチ」★★★★

クリスチアナ・ブランド/三門優祐=訳「不吉なラム・パンチ(The Rum Punch)」 週末に娘たちと海へ行く予定のトルート巡査は、小遣い稼ぎに出掛けたパーティーで毒殺事件に遭遇してしまう。果たして、巡査は土曜日までに事件を解決できるのか――。 三門氏の…

風見潤 ミステリー作品リスト(PART2)

風見潤 ミステリー作品リスト(PART2)2.幽霊事件・京都探偵局シリーズ(すべて講談社X文庫ティーンズハート) 46.赤い鳥居荘幽霊事件(2001年9月) 47.天神さま幽霊事件(2001年12月) 48.吸血の塔幽霊事件(2002年3月) 49.五十の殺意幽霊事件(2002年5…

風見潤 ミステリー作品リスト(PART1)

風見潤 ミステリー作品リスト(PART1)1.幽霊事件シリーズ(すべて講談社X文庫ティーンズハート) 01.清里幽霊事件(1988年7月) 02.スキー場幽霊事件(1988年12月) 03.ミナト神戸幽霊事件(1989年7月) 04.冬の京都幽霊事件(1989年11月) 05.長崎異人…

井上ほのか ミステリー作品リスト

井上ほのか ミステリー作品リスト(すべて講談社X文庫ティーンズハート)01.アイドルは名探偵(1988年4月) 02.アイドルは名探偵2 それはKISSから始まった(1988年10月) 03.名探偵を起こさないで(1989年4月) 04.アイドルは名探偵3 愛してるっていわせたい…

山本巧次『阪堺電車177号の追憶』(ハヤカワ文庫JA)★★★

昭和8年から平成29年まで、阪堺電車で働く人々や沿線住人が遭遇した事件を描いた連作集。 プロローグ――平成二十九年三月―― 阪堺電気軌道で85年運用されてきた現役最古のモ161形177号電車は、過去の出来事を回想する――。 第一章「二階の手拭い――昭和八年四月―…

辻真先『北海道・幽霊列車殺人号』(光文社文庫)★★★

16年前、鉄道事故で死んだ少年。彼は本当は殺されたのではないか? 真相を乗せ、幽霊列車は廃線跡を走る——。 「トラベルライター瓜生慎シリーズ」第3期の第1作。 大掛かりな幽霊列車のトリックはアンフェアすれすれだが、16年前の事件の真相が明らかにされた…

短編3作

千澤のり子嬢の短篇3作。一部、背景と同色にしています。 羽住典子「黒いすずらん」(探偵小説研究会=編著『CRITICA』vol.10掲載) ※『謎々 将棋・囲碁』(角川春樹事務所)収録 放火で両親を失い、六歳の頃に札幌に住むおばあちゃんに引き取られたあたし。…

井上ねこ『盤上に死を描く』(宝島社文庫)★★★☆

71歳の老女殺しからはじまった連続殺人。現場にはプラスチックの将棋駒が残され、被害者たちには“色と欲”絡みのトラブルはなかった。コンビを組む愛知県警捜査一課の水科優毅と港南署の佐田啓介は、あることに気付く――。 第17回『このミステリーがすごい!』…

深谷忠記『AIには殺せない 東京~出雲殺人ライン』(光文社文庫)★★☆

出雲市駅に到着した寝台特急「サンライズ出雲」のシングルデラックス(A1)で、衆議院議員・夏目征太郎の妻の冴子の絞殺体が発見された。十一日後、港区台場にある東京ベイスカイホテルの一室で、越裕美の刺殺体が発見される。警察の捜査で二人は女子大時代…

大谷羊太郎『大密室殺人事件』(光文社文庫)★★★

裸一貫から財を築いた不動産業界の大立者・黒住泰造のもとに、彼が二十五年前に岩手県宮古市で起きた殺人放火事件の犯人であると告発する手紙が届いた。差出人を突き止め誤解を解こうと考えた黒住は探偵事務所に依頼、候補者五人のうち行方が掴めない二人の…

辻真先『悪魔は天使である』(東京創元社)★★★★

編集者の粕谷敬吾は探偵小説界の巨匠・天城俊策に幻の作品があることを唯一焼かれなかった祖父の昭和19年の日記の記述から知る。興味を持った彼は俊策の孫の小夜子を訪ね、彼女からその作品『悪魔は天使である』の原稿を見せられるが、それは彼女が書いた代…

『ミステリーズ! vol.91』を拾い読み

『ミステリーズ! vol.91』(OCTOBER 2018)を拾い読み。 齊藤飛鳥「屍実盛(かばねさねもり)」 寿永二年(1183年)六月、篠原の戦いで平家軍の殿軍(しんがり)をつとめていた武将が、手塚太郎金刺光盛(てづかのたろうかねざしのみつもり)に討ち取られた…