2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日、パラが到着。 44.『詰将棋パラダイス』2021年7月号 →令和2年度看寿賞・妖精賞発表。本日、下記3冊を購入。 45.堂場瞬一『ピットフォール』(講談社文庫) →『小説現代』2020年12月号に一挙掲載され、タイトルを公募した長編。解説は林家正蔵。 46.松嶋…
43.kazuou『海外怪奇幻想小説ブックガイド1』(私家版)
『幻想と怪奇 6』感想メモ、ラストです。●夢見る人々(つづき) アルジャーノン・ブラックウッド/渦巻栗=訳「トルネード・スミスの冒険」 有名な株式仲買人T・スミスは晴れやかな幸福感に包まれてベッドから飛び出した。出勤途中、少年から青い切符を買っ…
42.井上雅彦=監修『秘密 異形コレクションLI』(光文社文庫) →《異形コレクション》第51巻。飛鳥部勝則、小中千昭、中井紀夫、皆川博子、山田正紀ら16名の新作を収録。秘密 (異形コレクションLI)作者:井上 雅彦・監修,平山 夢明,澤村 伊智,織守 きょうや,斜…
『幻想と怪奇 6』、終盤に突入。《ショートショート》 井上雅彦「メデュウサ」 連日、床の上を這うように歩く夢を見る女。連日、美女から「あなたに会いたい」と求められる夢を見る男。二人の夢が交差する時――。 「そういうことだったのか!」と膝を打つラ…
引き続き、『幻想と怪奇 6』をちびちび読んでいる。●書き留められた夢 エドワード・ルーカス・ホワイト/夏来健次=訳「セイレーンの歌」 メドルス号でボルティモアからリオ・デ・ジャネイロへ向かったわたしは耳が聞こえない一等航海士のウィルソンと親しく…
午前四時、上り寝台特急《出雲八号》が金谷トンネルを出てすぐに投身自殺に遭遇し、急停車した。個室寝台で熟睡していた雑誌記者の西東南はベッドから床に転落して目覚め、隣の個室寝台の異変に気付いた彼女は車掌に話してドアを開けてもらうと、ベッドの上…
特別懸賞出題3の賞品として、新刊をいただきました。ありがとうございます。 40.山本昭一/平井康雄編著『怒濤 山本昭一詰将棋作品集』(つみき書店) →改訂新版。86局収録。 41.『将棋世界』2021年7月号(マイナビ出版)怒濤 山本昭一 詰将棋作品集作者:山…
東京・新橋の喫茶店「テツ」に集う鉄道ファンたち。鉄道探偵団を名乗る彼ら・彼女らが、急いで下りてきたばかりの新幹線ホームへ別の階段を使い駆け上がっていく鉄道写真家(「東京駅で消えた男」)、湘南ライナー1号を踊り子号に誤認させる男の目的(「ま…
39.伊東晶子『洋書で読むミステリー ジョージ・ベレアーズ 44作品紹介』(私家版) →英国のミステリー作家ジョージ・ベレアーズの作品を紹介。