「神田古本まつり」の収穫(その2)

昨日の続き。
古書店で購入したのは下記の5冊。『コンピューター検察局』を100円棚で見た時はビックリした。
185.E・S・ガードナー『これは殺人(ころし)だ!』(創元推理文庫
d186.ロス・マクドナルド『凶悪の浜』(同上)
187.A・A・フェア『屠所の羊』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
 →〈バーサ・クール&ドナルド・ラム〉シリーズ第1作。
188.エドワード・D・ホック『コンピューター検察局』(ハヤカワ・ミステリ)
 →〈コンピューター検察局〉シリーズ第1作。SFミステリ。
189.W・リンク/R・レビンソン『刑事コロンボ 二枚のドガの絵』(サラブレッド・ブックス)
 →翻訳者の藤崎誠は瀬戸川猛資の別名義(と何かで読んだ記憶がある)。
古書店で購入した自費出版物・同人誌は下記の3冊。
190.市原誠『市パラ! Vol.2 市原誠の詰将棋』(チームカツラバ)
 →『詰パラ』で活躍中の市原氏の第2作品集。
191.『COLUMBO! COLUMBO!』Vol.3
192.『COLUMBO! COLUMBO!』Vol.4
 →191と192は『刑事コロンボ』の同人誌。興味深い記事がいっぱい。Vol.4では未小説化だった唯一の作品『愛情の計算』の連載がスタート。
神田古本まつり」の関連イベント「神保町ブックフェスティバル」で購入したのは下記の通り(10/31購入。11/1にも行ったが、めぼしい物はなかった)。
祥伝社のブースでは
193.太田蘭三『鯉四郎事件帖――浪人釣り師――』(祥伝社文庫
 →『浪人釣り師《大江戸必殺剣》』改題。
194.太田蘭三『傘張り侍恋情剣』(同上
 →『浪人鴉』改題。
195.太田蘭三『幽四郎仇討ち帖』(同上)
 →『浪人長屋』改題。
196.笹沢左保『寛政・お庭番秘聞』(同上)
 →『影は走る』改題。
の4冊。新刊書店であまり見かけないが、ブックオフの100円棚で時々見かけるという微妙なラインナップ。1冊100円。プラスチック製の栞を5つ貰った。
東京創元社のブースでは
197.アーネスト・ブラマ『マックス・カラドスの事件簿』(創元推理文庫
 →〈シャーロック・ホームズのライヴァルたち〉の1冊。8編収録。解説は戸川安宣
を購入。人が多くて辿り着くのに一苦労。好評絶版品切れ中の本や旧装丁の本がちらほらと置いてあった。1冊200円。
古書店のブースでは
198.ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』(ハヤカワ文庫)
を購入。自分の中でジャック・フィニイ・ブームが起きつつある。100円。
早川書房(サイン本を販売していた)、筑摩書房国書刊行会のブースも覘いてみたが、めぼしい物はなかった。
「ブックフェスティバル」には出店もあり、焼きソバやソーセージ盛りなどが売られており、この日はキーマカレーを食べ(400円。旨かった)、三省堂書店の近くのブースでピッグスキンの文庫用ブックカバーアルマットの製品。黒は売り切れとのことで、こげ茶にした)を300円で購入し、帰路についた。

これは殺人(ころし)だ! (創元推理文庫 127-9)

これは殺人(ころし)だ! (創元推理文庫 127-9)

屠所の羊 (ハヤカワ・ミステリ文庫 4-1)

屠所の羊 (ハヤカワ・ミステリ文庫 4-1)

鯉四郎事件帖―浪人釣り師 (ノン・ポシェット)

鯉四郎事件帖―浪人釣り師 (ノン・ポシェット)

傘張り侍恋情剣 (ノン・ポシェット)

傘張り侍恋情剣 (ノン・ポシェット)

幽四郎仇討ち帖 (ノン・ポシェット)

幽四郎仇討ち帖 (ノン・ポシェット)

マックス・カラドスの事件簿 (1978年) (創元推理文庫)

マックス・カラドスの事件簿 (1978年) (創元推理文庫)