『マードック・ミステリー』#5「揺らぐ信仰」Till Death Do Us Part

結婚式当日、教会の集会室で花婿のウェンデル・メリックが撲殺された。財布などの貴重品が盗まれており強盗の仕業と思われたが、ウェンデルと付添い人のローレンス・ブラクストンの口論をフランクス牧師が聞いており、ローレンスに疑惑の目が向けられる。ウェンデルと花嫁のユーニス・マクギンティーの結婚はウェンデルが父親の遺産を相続するためのもので、愛のない結婚を取りやめさせようとして口論になったが殺害はしていないとローレンスは証言する。検死の結果、ウェンデルから精液が検出され、彼が同性愛者であったことが判明する。
複雑な構図で、なかなか面白い。ジョージがブラッケンリード警部のモノマネをするシーンは笑ってしまった。第4話では己の信念が揺らぎ、本エピソードでは信仰が揺らぐマードック。キャラクターに深みが出てきて面白くなってきた。