『詰将棋パラダイス』2015年9月号「フェアリーランド」7番
【ばか詰】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【Andernach】 （玉以外の）駒取りを行った駒はその場で相手の駒になる（棋譜表記「転」）。成生の選択は転する前に行われ（選択権は取った側にある）駒を取ったら転する。駒取りの場合に限り八段目の桂不成・九段目の桂香不成が可能。取ると二歩になる場合は転しない。
【手順】
５八桂、同竜転、４八竜、５五玉、４七桂、同角成転、６五馬まで７手。
【結果】
誤解０ 無解30 正解25（自作解答をしたので実質24）
【コメント】
9月号出題の登場14回・17回作のシリーズのひとつ。
17回の作と前半4手が被るのが痛すぎる点（奥野眞さんの「姉妹作としては期待外れ」という評はごもっとも）。
47桂が少々打ちづらいとはいえ、これしかないので今一つ。
角の生転・成転の対比があるおかげでギリギリ存在価値があるか、といったところでしょう。
