『ニュー・トリックス』#3「贋作の報酬」Painting On Loan

バッキンガム宮殿に保管されている女王の絵画コレクションから贋作が発見された。事が露見したのは同じ絵が競売にかけられたことがきっかけで、こちらも贋作だった。コレクションの管理人ティモシー卿の依頼を受けたベヴァン副警視監は、原画を取り戻すためUCOSに捜査を命じる。チーム全員美術の専門知識がないため、プルマンは他の部署へ回そうとするが、副警視監は美術班のトッティ・ダウニングを出向させUCOSと共に捜査に当たらせる。2枚の贋作に残された指紋から贋作者がキエラン・リスクと判明するが、彼はアトリエの火事で作品が焼け、自身も胸と両手が焼けただれたことを苦にして79年に除草剤を飲み自殺していた――。