『Web Fairy Paradise』発表作(56)

第109回WFP作品展 109-4(『WFP』第128号)

【受先】
 玉方から着手する。
【点鏡】
 55に関して点対称な位置にある2つの駒は、敵味方関係なく互いにその性能が入れ替わる。
 なお、行き所のない駒の禁則は適用されない。
【協力詰(ばか詰)】
 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【結果】
正解2名(実質正解者1名)
【手順】
4五歩、7七角、6五玉、3三桂まで4手。
【コメント】
2019年1月27日完成・投稿。
5五玉型裸玉の1作目。詰上りからの逆算で作りました。
安南風の手順で、点鏡らしさも一応出ているでしょうか。

『Web Fairy Paradise』発表作(55)

第108回WFP作品展 108-12(『WFP』第127号)

【AntiAndernach】
 駒を取らない盤上の移動(駒を取る及び持駒を打つ以外の着手)を行うと、着手後に相手の駒となる(玉を除く)。
※補足
1)取らない移動で二歩になる場合、相手の駒にならない。
2)駒の向きの転換は成生の選択の後に行われ、成生の選択権は駒を動かした側にある。
3)取らない移動の場合に限り、8段目の桂不成、9段目の桂香歩の不成が可能(二歩の例外を除く)

【協力詰(ばか詰)】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【Imitator(■またはI)】 着手をしたとき、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。
【結果】
正解3名(実質正解者2名)

【手順】
4四角、4六角、3六王[I72]、1九角成転[I45]、2六王[I35]まで5手。
【コメント】
2019年1月15日完成・投稿。
4手目が気に入っています。AntiAndernachらしさに欠ける作品ですが、双裸玉にするにはこのルールが必須なのです。詳しくは、『WFP』第129号の解説をお読みください。

『Web Fairy Paradise』発表作(54)

第107回WFP作品展 107-9(『WFP』第125号)

【AntiAndernach】
 駒を取らない盤上の移動(駒を取る及び持駒を打つ以外の着手)を行うと、着手後に相手の駒となる(玉を除く)。
※補足
1)取らない移動で二歩になる場合、相手の駒にならない。
2)駒の向きの転換は成生の選択の後に行われ、成生の選択権は駒を動かした側にある。
3)取らない移動の場合に限り、8段目の桂不成、9段目の桂香歩の不成が可能(二歩の例外を除く)

【協力詰(ばか詰)】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【Imitator(■またはI)】 着手をしたとき、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。
【結果】
正解2名(実質正解者1名)
【手順】
1八香、9一飛、1四王[I82]、1六玉[I81]、2五王[I92]、1一飛転[I12]、3六王[I23]まで7手。
【コメント】
2018年10月31日完成、2018年11月12日投稿。
神無太郎氏作(第104回WFP作品展104-1)と被った素材を大改造した作品。
飛車とImitatorの大移動が狙いなのは一目瞭然ですね。
フェアリーでも珍しい飛香両王手の詰上りにもなっています。

『Web Fairy Paradise』発表作(53)

第107回WFP作品展 107-8(『WFP』第125号)

【AntiAndernach】
 駒を取らない盤上の移動(駒を取る及び持駒を打つ以外の着手)を行うと、着手後に相手の駒となる(玉を除く)。
※補足
1)取らない移動で二歩になる場合、相手の駒にならない。
2)駒の向きの転換は成生の選択の後に行われ、成生の選択権は駒を動かした側にある。
3)取らない移動の場合に限り、8段目の桂不成、9段目の桂香歩の不成が可能(二歩の例外を除く)

【協力自玉詰(ばか自殺詰)】 双方協力して攻方玉を詰める。
【Imitator(■またはI)】 着手をしたとき、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。
【結果】
正解2名(実質正解者1名)
【手順】
9六飛、3七角、3八王[I97]、2八角不成転[I88]、3九角転[I99]、4九角まで6手。
【コメント】
2017年10月4日完成、2018年11月12日投稿。
角の連続転が狙い。Imitatorの位置関係を考えればすぐ見えるので易しいと思っていましたが、そうでもなかったようです。
使用駒制限は余詰対策のためでしたが、邪魔にならない所(受方45飛等)に置けば制限する必要はなかった模様。この案に気付いていたとしても、双裸玉にならないうえ紛れが増えてより難解になるので選ばなかったですが。
※「Fairy TopⅨ2018」で第5位になりました。投票してくださった変寝夢さん、ありがとうございました。