2010-01-26から1日間の記事一覧

小島正樹『十三回忌』(原書房)★★

静岡県のみならず東海地方の政治・経済に多大な影響力を持つ宇津城(うつしろ)家。昭和48年7月17日、二代目当主恒蔵の妻・律子が水死体で見つかる。外傷がなかったため警察は入水自殺と判断するが、恒蔵の妾・谷内田(やちだ)杏子が妻の座を得るために殺害…