911に通報が入り、カージャックされている様子が聞こえてきた。続発しているカージャック・レイプ魔の犯行と思われたが、それにしてはおかしな点があった。レイプ魔は女性を後ろから襲いレイプ後に車を奪っているが、この犯人は被害者の隣りにいるのだ。携帯の契約者が“芸術家連盟”であることが分かり、携帯番号から被害者は画家のアニカ・バージェロンと判明。彼女は臨月に入った妊婦だった。彼女と14ヶ月前まで同棲していたダニエル・レスターは、勤務するグランビル不動産の社長令嬢メリンダと婚約中で妊娠を知らず、アニカにSUVを貸していた妹のローラによると、お腹の子の父親は行きずりの相手だという。署に戻ったステイブラー刑事とベンソン刑事は、主治医から彼女は前置胎盤で自然分娩はできないと聞く。ラボで録音テープの音声分析を行い、電波の受信範囲からSUVが向かった地点を割り出し捜索を行うが、レッカー移動された後だった。運転席から頸部の細胞が混ざった血痕が見つかり、36時間以内に見つけないと母子ともに危険であると判明する。
シーズン5がスタート。SVUらしさのないエピソード。こういう話は他の刑事ドラマにまかせて、SVUらしいハードな話をやって欲しいなぁ。凡作。
