『Web Fairy Paradise』発表作(4)

第65回WFP作品展 65-11(『WFP』第74号)

【対面】 ある駒Aの直前に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩は行き所のない駒だが、2段目の桂は行き所のない駒にはならない。
【マドラシ】 同種の敵駒の利きに入ると、利きがなくなる。
【対面マドラシ】 対面とマドラシ、両方のルールを適用する。ルールの優先順位は、対面→マドラシの順。
【ばか詰】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。
【手順】
 3九飛、2九角、同飛、2七飛、2八角まで5手。
【結果】
 正解2(自作解答をしたので実質1)
【コメント】
 背面の次は対面――ということで作ってみましたが、余詰が強力で結構苦労しました。
 詰上り飛角図式ですが、投稿時は別の図でした(出題図は神無七郎さんの改良案)。紛れは減ったものの、これがベストだと思います。
 対面ルールがあるため、最終手は両王手のようで両王手ではありません。この最終手は上谷直希さんの複合マドラシにインスパイアされたもので、いつか自分も似たようなことをやりたいと思っていたので、こういう形で実現できてちょっと嬉しい。