中立駒とImitator

Twitterにアップしたフェアリー詰将棋の再録。
今回は中立駒とImitatorを使用した協力詰です。
解答は反転しています。
【中立駒(n駒)】 どちらの手番でも動かせる駒。横向きの字か横にnを付加して表記する。
[補足]
1)n駒の動きは現手番の駒としての動きとなる(利きが非対称な駒の場合に要注意)。
2)中立駒は現手番の駒として成れる場合のみ、成ることができる。
3)中立駒はどちらの手番でも取ることができ、持駒になる。この時、所属は取った側の持駒だが中立性は失わず、再び盤に戻ったときには中立駒として振舞う。
4)中立駒は現手番側の駒を取れない。相手側の駒や、中立駒は取れる。
5)二歩禁を適用。手番を問わず、中立駒の歩や通常の歩がある筋に、更に中立駒の歩を打つことは禁止。
6)中立駒は行き所ない駒にならない。
7)中立駒でも自玉への王手は反則 。自玉への王手となっているかの判定は、現手番が終了し、相手側が着手する前に行う。
【Imitator(■またはI)】 着手をしたとき、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。
【協力詰】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。

1分くらいで作った超手抜き作。
入門向けの作品にはなるかな?
(2016/2/26)
解答(反転しています)
 23歩、21玉、43n角成、33n馬、22歩成まで5手。







暇創作さん宛てのツイートに書いた物の改良図。
双方持駒なしです。
(2016/2/29)
解答(反転しています)
 35桂[I53]、13玉[I43]、15飛、41香、23桂成[I31]まで5手。