フェアリーランド登場30回

詰将棋パラダイス』2016年8月号「フェアリーランド」3番

【対面】
ある駒Aの直前に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩は行き所のない駒だが、2段目の桂は行き所のない駒にはならない。
【ばか詰】
双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。



【手順】
1五歩、同玉、3三馬、2四桂、同馬、2三飛、1六桂まで7手。
【結果】
誤解7 無解21 正解28(自作解答をしたので実質27)
【コメント】
2014年7月22日完成、2015年5月投稿。
対面ばか詰入門作。
本作が入門作として成立しているのは、絶対手の頭3手があるから。これがなかったらただの××。序に言及して下さった方がいて嬉しかったです。
誤解者が出たのは誤算でしたが、総じて好評で安心しました。
田中孝海さんのように思う方がいても当然で、“もう少し工夫が欲しい”という点に関しては「まぁ、そうだよなぁ〜」と思いますが、これが自分の作風(能力の限界の方が適切か?)なので大目に見ていただけると幸いです。
“7手にする必然性”に関しては「ある!」とだけ書いておきます(上手く文章にできない)。