第4回フェアリー短編コンクール 第26番

第4回フェアリー短編コンクール 第26番(『WFP』第171号)

【AntiAndernach】
駒を取らない盤上の移動(駒を取る及び持駒を打つ以外の着手)を行うと、着手後に相手の駒となる(玉を除く)。
※補足
1)取らない移動で二歩になる場合、相手の駒にならない。
2)駒の向きの転換は成生の選択の後に行われ、成生の選択権は駒を動かした側にある。
3)取らない移動の場合に限り、8段目の桂不成、9段目の桂香歩の不成が可能(二歩の例外を除く)
【協力詰(ばか詰)】
双方協力して最短手数で受方玉を詰める。透かし詰は詰みと認められない。
【Imitator(■またはI)】
着手をした時、その着手と同じベクトルだけ動く駒。Imitator が駒を飛び越えたり、駒のある地点に着手したり、盤の外に出たりするような着手は禁止。これは王手の判定にも適用される。
Giraffe(き)】
フェアリーチェスの駒。4対1の方向に跳ぶ八方桂。
【結果】
第21位/正解5名(実質正解者4名)
【手順】
67き[I45]、61き[I51]、28き[I12]、75き[I26]、34き[I32]まで5手。
【コメント】
2022年8月31日完成・投稿。
第4回ということで(?)Giraffeを使い、Imitatorと併せてみた。WFP120-3の路線だが、あれよりは易しいゲテモノだと思う。別案(WFP149-3)とどちらを採るか迷ったが、全着手Giraffeの本図を採った。AntiAndernachは余詰消しに必要で、ないと3手の早詰や最終手79飛[I46]が成立する。