編集者の粕谷敬吾は探偵小説界の巨匠・天城俊策に幻の作品があることを唯一焼かれなかった祖父の昭和19年の日記の記述から知る。興味を持った彼は俊策の孫の小夜子を訪ね、彼女からその作品『悪魔は天使である』の原稿を見せられるが、それは彼女が書いた代…
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