『クリミナル・マインド』#1「シアトルの絞殺魔」Extreme Aggressor

シアトルでは若い女性ばかりを狙った連続誘拐殺人事件が起きていた。“シアトルの絞殺魔”と呼ばれる犯人は、誘拐した被害者を7日間生かしたあと絞殺するという手口で、4ヶ月で4人殺害していた。5人目の誘拐が発生し、FBIシアトル支局は、クワンティコのFBI行動分析課(通称BAU)にプロファイリングを依頼する。BAUリーダーのアーロン・ホッチナーは長官直々の命令で、ある事件で6人の部下を殉職させたことによりPTSDを発症し、現在は療養を兼ねて後進の指導をしているベテランプロファイラー、ジェーソン・ギデオンを現場に復帰させる。猶予は36時間。BAUは犯人に辿り着き、被害者を助けることができるのか。
プロファイリングは、映画『羊たちの沈黙』やロバート・K・レスラーの著作のヒットで広く知られるようになって15年以上は経っているし、プロファイラーを主人公にした(あるいは登場する)作品もかなり作られているので、「何を今さら」という気がしないでもないが、けっこう面白かった。ただ、すぐに誰が犯人なのか見当がついてしまう(声で分かってしまう)のが残念だった。