『LAW&ORDER』#382「亡骸の行方」Remains of the Day

マイケル・ジョーンズが突然死した。若者が何の前触れもなく死んだため、殺人の可能性もあることからグリーンとキャサディが呼ばれる。母親のアシュリーは、遺産相続を巡り係争中の亡夫の息子マイルズ・フォスターが犯人だとまくしたてる。マイルズに聴取をすると、アシュリーは金のためならなんでもする詐欺師で、彼女が息子を殺したのではないかと言う。裁判のため探偵に素行を調べさせたというので彼の弁護士に話を聞きに行った2人は、マイケルが売人から麻薬を買っている写真を見せられる。売人のペンズラーを連行し取調べるが、死亡日にマイケルへ麻薬を売ったことを否定する。検視が終了したとの報せを受け、2人は検視局へ向かう。検査の結果少量のヘロインと処方薬が検出されたが、直接的な死因は別にあるという。処方薬は臓器移植後に与えられる免疫抑制剤で、マイケルは両脚の骨の移植手術を受けていた。移植術は一流だが最悪の状態の骨を移植されていたことから、正規の組織バンクから提供された骨ではないことは明らか。細胞検査からガンを特定し、検視官は卵巣ガンが死因と断定する――。