大停電にみまわれたNY。投資会社のCEOジョン・コンランの家に何者かが侵入、家政婦のイザベル・パエスを殺害し、妻と娘のケイティを誘拐した。警備会社が熱感知送致のデータに基づき、誘拐時の映像をグラフィックで再現した。それによると侵入者は2人、家政婦を殺し妻と娘の方へ行ったことが分かった。2人は車庫の扉を手動で開け、車を乗り入れたと見られる。犯人から身代金要求の電話が入った。0時までに1500万ドル用意するよう要求するが、停電で金庫が開かないため現金と貴金属200万ドル分があるのでそれを手付と思ってほしい、残りは停電が復旧したら払うとコンランが交渉すると、犯人は「また連絡する」と言って電話を切った。車庫の塗料片から、犯人の車は98年製のカーゴバンと判明。無線機のバッテリーが切れているため、警官たちは支給品の笛を携帯し捜査にあたることになった。犯人からコンランの携帯にメールで受け渡し場所の指示が入った。刑事たちが張り込む中、自転車に乗った男がコンランから身代金が入ったバッグを奪い逃走。ルーポが必死に追跡するも、男は事故死してしまう――。