『LAW&ORDER:LA』#13「ヴァンナイズ」Van Nuys

シュワブ夫妻の誕生パーティーに男たちが乱入、夫妻と来客3人を撲殺した。プールサイドにいて難を逃れた若い女性は逃亡する。部屋は酷い状態で、グリップ付きの棍棒が凶器であることからプロの犯行と見られる。宝石と現金は手付かずだったが、寝室からコカインの断片が見つかった。コカインを狙っての犯行と思われるのだが、夫は映画の音響担当、妻はスタントウーマン、来客の夫婦は熱帯魚店経営で前歴はない。もう1人の客のレイシー・ヴォーンはコカイン所持で逮捕された前科があり、バッグには大麻と800ドルがあった。1度きりの取引のはずが相手を間違えたかも知れず、レイシーが仲介者だった可能性がある。そこでウィンターズとTJがレイシーの自宅へ向かうと、部屋は荒らされていた。TJが現場に落ちていたピンクのパーカーを着た若い女性の写真を見つける。どうやらレイシーのルームメイトのようだ。彼女こそ犯行現場から逃げた女性で、犯人たちは彼女を探しに来たため部屋が荒れていたのだ。ウィンターズがポルノDVDを発見、ジャケットに写っていたのは鬘を被ってはいるがレイシーとルームメイトで間違いない。ルームメイトの名は、サーシャ・ジェインズというらしい。ヴェロア・ピクチャーズへ向かった2人は、“ポルノ王”の異名を持つ社長のアダム・ブレナンからサーシャの行きそうな場所を聞くが心当たりはないようだ。サーシャの本名がエリン・アン・グレイディンと判明、銀行のATMの使用記録から彼女がベーカーズ・フィールドの実家へ向かったと思われることから、2人は彼女の実家へ向かう。両親は惚けるがエリン本人が現れ、2人は彼女を聴取する。彼女の話によると、友人のジャッキーの紹介でレイシーと800ドルずつ貰ってパーティーに出席したという。家に麻薬があったことは知らず、ジャッキーは先に帰ったとのこと。エリンを説得しジャッキーに連絡を取らせると、その夜、パーティーを襲った2人組の男が現れ逮捕する――。
ゲストは『フルハウス』のボブ・サゲット。