『LAW&ORDER』#403「検事補の選択」Tango

女子高生アン・マリーは友人と一緒にクラブで遊び泥酔、駐車禁止場所に駐車していたためNYPDの車保管所にレッカー移動される。車を返してもらえず、友人は吐いて気絶し、彼女はひとり保管所を出た。帰宅しない娘を心配した両親の届出により、グリーンとルーポが捜索を開始。気絶し病院に搬送された友人によると、救急車から電話をしたらクラブで出会った大学生を呼ぶと言っていたとのこと。その大学生ブレンダンの話によると、3時半頃電話があり家まで送れと言われたが車を持っていないためタクシーを勧めたといい、彼女は道に迷ったとも言っていたという。保管所の警官へ聴取を行い、アン・マリーが北の方へ向かったことが分かったが、その後の足取りは不明。両親がマスコミに話し目撃情報が殺到、その中にハイウェーでタクシーに乗ったという目撃情報があり、タクシーの特徴から運転手に辿り着く。運転手によると乗せていた客に止まれと言われ、知り合いだというので乗せたという。2人を降ろしたのは、ジャンキーらがたむろするローズバーンズ・ホテル。防犯カメラには2人が降車した後、ヤク漬けの娼婦シュガーが料金を払っているのが映っていた。グリーンとルーポはシュガーの部屋を捜索し、血痕とアン・マリーの携帯電話を発見する。発信履歴によるとサフォーク郡にかけたのが最後の通話、通話先はシュガーの実家だった。シュガーの本名はメリンダ・ホイットマン、2週間ぶりの連絡だったという。彼女は3度も施設を追い出されていた。最後にいたパークスデール・アカデミーに向かった2人は、彼女と親しくしていたネルソンに聴取を行い、彼が売人を1人紹介したことを聞き出す。2人は売人にシュガーに連絡をさせてバーで彼女を確保、署に連行し取調べるが反抗的な態度で何も情報を聞き出せない。取調べの最中、ゴミ箱の中からアン・マリーの遺体が発見されたとの報せが入る――。