思春期の若者専門の分析医アイザック・ワックスマンの射殺体がオフィスで発見された。不法侵入された痕跡はなく、犯人は浴室のドアに6発、クローゼットに4発発砲していた。クローゼットには鍵がかかっており、開錠すると少女が寝起きしていた痕跡があった。オフィスを共用している分析医によると、クローゼットは去年までカルテの保管庫として使っていたというが現在の使い道については何も知らず、トラブルはなかったという。妻によると、朝起きると帰宅しておらず、電話をしたが電源が切られており、ソファで寝ていると思ったという。昨夜オフィスに行っておらず、洗濯をした後、22時に寝たという。ルビローサ検事補の尽力もあり、判事が指名した調査員が調べるとの条件付きでカルテの調査が行われるが、めぼしい手がかりは得られなかった。クローゼットで発見されたメトロカードの履歴を調べ、先週の毎夕、ユニオンスクエア駅で使用されていたことが分かり、スケボーの車輪を製造しているメーカーのTシャツも発見されたことから、グリーンとルーポはユニオンスクエアへ向かう。カップルから少女の名前がアマンダということを聞き出し、2人は公園で彼女を保護した。母親によると児童保護局は厄介なため被害者に預けていたという。アマンダは母親の恋人リアムと折り合いが悪く、彼が1週間以内に出て行かなければ警察に通報すると被害者は言っていたという。彼女はワックスマンが殺されたことを知らず、強いショックを受ける。暴力的な患者について聞いてみると、銃を買おうとして退学になったブランドン・ドハティの名をあげた。2人がドハティ家へ向かうと、自室に引きこもっているブランドンが、自殺する様子をネット配信しようとしていた。ルーポは部屋に突入し、ブランドンの自殺を阻止する――。