『LAW&ORDER』#405「服従のポーズ」Submission

闘犬が摘発された。開催されていたのは、ワイン販売業者カーリンの自宅。死亡した犬の検視が行われ、大腸から未消化の人間の指が見つかる。闘犬場で逮捕された者たちに指が欠けた者はいなかった。爪にマニキュアが残っており、指の主は30代前半くらいで、死亡後に犬のエサにされたと思われる。カーリンによると犬がいたのは2時間で、何か食べたのなら家を出る前だという。家とは、アルスター郡のケンネルのこと。グリーンとルーポは、ケンネルの所有者マッキーを伴いケンネルへ向かった。ケンネルはアルスター郡保安官カブレラの指揮の下、捜索が行われていた。マッキーは猫と遊ばせていたが殺人などありえない、誰かが死体を投げ入れたと主張。さらに、ケンネルの経営にカーリンが関与していることを匂わせる。2人はカーリンに話を聞きに行くと、彼はマーティ・ヴァンスと一緒にマッキーに会ったことは認めたが、共同経営については認めない。証人として、ヴァンスの元妻を挙げる。離婚後もヴァンスと同居しているという元妻に会いにヴァンスの家を訪ねるが、彼女は姉の家に行っていていないという。電話番号を教えてほしいと食い下がると、本当はどこにいるか分からないと言い出した。先週いなくなったきり帰ってこないらしい。彼女が使っていたバスルームを調べ、指に残っていたマニキュアと同色の壜を発見する――。