『LAW&ORDER』#421「学生社交クラブ」Pledge

医学博士ボスとジョイスのフォーリー夫妻のひとり息子エリックと家政婦が自宅で刺殺された。帽子を被り茶色のカバンを持った白人の男が階段を下りて走り去るのが目撃されていた。家政婦は玄関で死んでおり、犯人を出迎え刺されたようだ。エリックは部屋で宿題をしていた所を襲われ、髪が切られていた。夫妻は神経学の観点から痛みの研究をしているが、脅迫されたことはないという。家政婦は来ない日のはずだったが昨晩変更を頼まれたといい、エリックにネット上のトラブルはないという。犯人の標的がエリックだった可能性が高い。ルーポとバーナードはクレストポイント・スクールで彼の友人の聴取を行い、彼が両親が極秘の研究をしていると自慢し、研究内容は怖いと言っていたと聞く。大学は事件の有力情報に10万ドルの懸賞金を出すことを発表していた。担当者によると、夫妻の研究は薬の臨床試験アカエイを使って頭痛を治す研究を行っており、被験者と揉めたという報告はないとのこと。助手に聴取を行うが、被験者とのトラブルはないという。科学雑誌「現代科学」の記者ネッド・ラスキーがしつこく取材を申し込んでいたが夫妻は多忙のため連絡をしておらず、痺れを切らしたラスキーがボスに電話をし助手が取材を受けたというが、ラスキーはこれに怒ったという。2人は「現代科学」のオフィスへ向かい、ラスキーに聴取を行う。彼は夫妻が3年前に製薬会社からベータ遮断薬の研究費50万ドルを得たがその結果が公表されていない件の調査をしているというが、記事はまだ書けていないという。2人は夫妻の自宅でその件を訊ねると、思ったような効果が得られなかったといい、公表するかどうかは製薬会社の判断だという。ジョイスが聴取を受けながらメッセージカードを開けると、カードにエリックの髪の毛が挟まっており、犯人からのメッセージが書かれていた――。