『LAW&ORDER』#420「偽証による殺人」By Perjury

建設業者チャールズ・ソーヤーが、停車中に射殺された。犯人の車は黒のSUVで、9ミリ弾を3発撃ち困れていたが現場に薬莢は2つしかなかった。助手席の窓が開いており、犯人は知人の可能性が高い。車内には被害者の離婚届があった。別居中の妻によると、事件当日の朝に急に電話をしてきて署名を迫ったとのこと。ボコノスに去年亡くなった被害者の母の家があるという。建設業は不景気で、方々から借金をしているそうだ。ルーポとバーナードが被害者の会社に行くと、債権者が掘削機を差し押さえようとして社員と揉めていた。債権者のビアッジョによると被害者は金曜に金を返すと言っていたというが仕事の予定表は真っ白、社員からは事件当日に入札に行くはずが被害者がすっぽかしたと聞く。胃の中にラズベリーパイがあり、食べて1時間以内に撃たれたことが検視で判明。携帯電話の通話記録を調べ、被害者が元妻、ビアッジョ、建設事務所、2つの法律事務所に電話をかけていたことが分かった。最後の通話は撃たれる11分間に西ブロードウェーの公衆電話からのもの。ストリートビューで通りの向かいにダイナーがあるのを見つけ、2人は店に向かう。店員から、被害者が酸素ボンベを抱えて有頂天だったことを聞きだす。ある男に仕返しをすると言っていたそうで、誰かと待ち合わせていた様子だったという。タン&バトラー法律事務所へ向かった2人は、弁護士から被害者が7年前に墜落事故を起こしたパンワールド航空に対する集団訴訟の原告だったと聞く。事故で父親が亡くなったのだ。5年前に判事が原告のひとりに殺されたというのに、賠償金額で平行線をたどり和解には程遠い状況。被害者がパンワールドに朗報があると連絡をしてきたが、弁護士抜きに会えないと話し裏取引を断ったという。次に2人は原告側の弁護士ウィンストンを訪ねる。遺族は懲罰的損害賠償で数億ドルを要求しており、事件当日被害者から「いつ金が入るのか」と電話がかかってきたといい、朗報のことは知らなかった。事故は陰謀だ信じ遺族を脅迫していたピーター・ベランジャーの聴取を行い、被害者が彼のブログに匿名で書き込みをしていたことを知る。ヘンリービルからアクセスしていることが分かり、2人が被害者の母親の家へ向かうと、家の壁が爆破されていた――。