『LAW&ORDER』#419「悲しき子供たち」Chattel

離婚弁護士ベラミー夫妻の射殺体が、自宅の寝室で発見された。親権争いの際、子供の面談で使っていた部屋の窓のセンサーが壊れており、これを知っていた犯人が窓から侵入したと思われる。息子によると、壊れたのは2〜3ヶ月前。荒らされていなかったことから強盗の犯行とは思えず、トラブルを起こしていた顧客について訊ねるが息子は知らなかった。夫妻の秘書へ訊ねるが守秘義務のため、顧客リストは得られない。正攻法でリストの入手は出来ないため、ルーポは知り合いの書記官に頼み、親権問題の申請書類から容疑者を絞り込み、男の子2人と女の子1人の親権を争っていたウェイン・カーターが浮上する。ベラミー夫人が妻の弁護をしており、カーターが証言録取で暴れ暴言を吐いているのがビデオに映っていた。カーター夫妻は8ヶ月間闘っていたが、録取の2週間後に和解。妻が夫を娘への性的虐待をネタに脅迫したと考えたルーポとバーナードはカーターの元妻への聴取を行うが、彼女は何かを隠している様子。2人の息子の写真はあるが娘の写真がないことに気付いたバーナードが問い質すと、娘のイザベルはハイチに戻ったという。イザベルはハイチから迎えた子だったが、養子縁組が未成立で本国に送り返したのだという。2人はハイチ領事館へ向かうと、領事館員から先週ベラミー夫妻が来たことを聞く。夫妻は、イザベルが戻されたのは手違いだと言っていたという。イザベルの消息は空港で途絶えており、そのことを養父のカーターに知らせ、夫妻がイザベルを捜していることも話したという――。