『LAW&ORDER』#387「2度目の対決」Murder Book

ヴァージル出版の編集者、セリーナ・ダービーの遺体がアパートの廊下で発見された。死因は激しい暴行によるものに見えたが、顔が鬱血し腫れていることから絞殺と判明。彼女は、妻殺害の容疑で起訴されるも無罪評決を勝ち取った元野球選手J・P・ラングの著書『俺が殺したなら』の担当者。書店に販売を拒否され出版社が流通を断念したため、部屋には本が山積みにされていた。秘書によると被害者は事件の日、弁護士、CEO、法律顧問、ラングと電話で話したという。ラングとは口論になっていたというので、グリーンとキャサディは彼への聴取を行う。口論の原因は出版社を替える話だったが、彼は興味がないと言ったという。彼が言うには、本で儲ける気はなく、民事裁判で負けて金は入らない。前金は娘の信託財産とし、利益はチャリティーに寄付しているとのこと。事件の夜は、マンションでバスケ観戦をしていたという。元義父のドン・ランバートから、被害者が調査費の名目でラングに20万ドル以上を渡していたとの話を聞き、2人はCEOに裏を取るため聴取を行う。前金は被害者が独断で払ったもので、出版計画を知ったときは手遅れ、本は広報の頭痛の種で解雇する予定だったという。事件の夜、被害者はランバートとレストランで会う予定だったが、すっぽかされたという。レストランの支配人から被害者がラングと話していたと聞き出し、2人は改めて署でラングの聴取を行うことにする――。