『LAW&ORDER』#32「虚構の楽園」Heaven

土曜の深夜1時、中米からの不法移民が集うクラブ「エル・シエロ」で火災が発生した。現場に到着したセレッタとローガンは、歩道に並べられた何十人もの遺体を目にして衝撃を受ける。放火課のモナハンが放火と断定し、2人は休日返上で死者53名を出したこの事件の捜査を開始する。2人は生存者のひとりである支配人ギルベルト・アコスタからバーテンダーのシリア・モンダルバノの恋人ギレルモを店から追い出したと聞き彼を連行して取調べるが、犯行の手口がプロのものと分かり彼が犯人の線は消える。ビルの真のオーナーが“スラム街の悪徳家主”ことマルコスと判明し彼に聴取を行おうとするが、彼も被害者のひとりで死亡していた。手掛かりがなくなったと思われたが、II度の熱傷を負った男が「脚を診てくれ」と病院に現れたとの知らせが入る。男はダニエル・エスペランサのグリーンカードを提示しており彼への聴取を行うが、カードはチューイ・バディーリョに盗まれたのだという。チューイを取調べ、中華料理店の店員セサル・ペルカドールに売ったことを聞きだした2人は店に向かい、彼を逮捕する――。